素敵な話し方ができる人になりたい、美しい敬語を使いたいと思ったら、まず「わたくし」から始めてみよう。それだけで、最初の一歩が踏み出せるはずだ。
余談だが、筆者は連載や単行本などの文章では一人称は「僕」を使っている。そのほうが親しみやすいという声を読者の方から数多くいただいたからだ。もちろん、かしこまった場では、必ず「わたくし」を使うようにしている。
（続く）
【編集部からのお知らせ】
話題の新刊！
戸田覚著
『接客・商談の一流プロに学ぶ！ お客様の心を動かす敬語と話し方』
定価（本体1200円＋税）、46判並製、168ページ、ISBN：978-4-478-02866-7
「正しい敬語」より「現場で使える敬語」！
「失敗しない話し方」より「人に好かれる話し方」！
本書では、ビジネスで使う話し方や敬語に絞り込んで、有名一流企業で接客や商談をこなす現場のプロたちに徹底取材し、お客様に対して、どんな場面で、どんな話し方や敬語を用いればよいか、さらにはそこに通底する商談や接客への真摯な姿勢を具体的に伝えます。
取材先は、ＡＮＡ、アメックス、ホテルオークラ東京、ＳＢＩ証券、コーンズ、アフラック、和光。
一流企業の接客プロたちの秘密の話術を知り、本当に仕事で使えるコミュニケーション・スキルを身につけよう！
