名刺代わりになるような「実績」はあるか?
【自分の立ち位置を知る方法(2)】
「実績」が重要な「タグ」であることは言うまでもありません。
実績を上げてきた人物とそうでない人物で、発言力に差が生まれるのは当然のことですし、何よりも実績のある人は社内での知名度が上がります。大企業であれば、上層部に名前を覚えてもらうのもたいへんですが、実績を伝えれば、「ああ、君があの仕事をしたのか」とすぐに認知してもらえます。名刺代わりになるような実績のある人物は、自然と政治力を増していくのです。
【自分の立ち位置を知る方法(3)】
「資格」や「専門知識」も力をもちます。
「この分野のことは、あの人に聞けばいい」などと周囲の人に頼られる存在になれば、社内で影響力を発揮しやすくなるでしょう。特に、社外でも評価されるレベルであれば、「取り替えのきかない人材」として組織的にもあなたの存在を大切にしようという力学が生まれるでしょう。そのため、業界紙などで論文を書いたり、社外講師を務めるなどの実績を積んでおくとより効果的です。