新たな機能が出るたびに「そんな機能いる?」と言われながらも、結局はその進化がユーザーの心を掴んでいったガラケー。そういったガラケーの急速な多機能化は、今になって思えば、皮肉にもスマホの流行を予見していた気がしてならない。

 90年代後半から多機能化が進む一方で、ガラケーの「形態」も変化していった。ガラケーの象徴とも言える“折りたたみ式”の登場である。「パカパカ」とも呼ばれる折りたたみ式ケータイは、2000年代に入るとガラケーのスタンダードとなった。

 スマホのほとんどは、折りたたみ式のガラケーとは全く異なる形態となっている。そのため、今もガラケーを愛するファンは、この形にメリットを感じているようだ。

「普段は閉じておいて、使うときだけパカッと開けるところがいい。それなら壊れにくそうだし、バッグに入れたときにボタンが反応して誤作動する心配もない。スマホはタッチパネルだから、何かに当たっただけで反応しそう(※スマホ未使用者の意見)」(50代女性/食品加工)

「スマホは電話というより、ネットを見るのに適した形をしていると思う。携帯電話としてベストの形をしているのは、折りたたみ式ケータイ。一度、人のスマホを借りて電話したことがあるけど、口からケータイまでが遠いし、耳に当ててもしっくりこない。どうも電話しにくかった」(40代男性/印刷)

 機能とは無関係とのところにある、「折りたたみ式」というガラケーの特徴。だが、これを理由にガラケー使用を続けているファンもいるのだ。

果たして便利か不便か……。
ボタンとタッチパネルの是非

 ガラケーの歴史から話は逸れるが、形態という意味では「スマホ=タッチパネル」「ガラケー=ボタン」という違いも大きい。当然、この違いを理由にガラケーを使用し続ける人もたくさんいる。彼らはなぜタッチパネルではなく、ボタンを好むのだろうか。

>>後編「やはりガラケーはスマホより偉大だ! 別れを惜しむユーザーの“本音”大検証(下)」に続きます。

>>後編『やはりガラケーはスマホより偉大だ! 別れを惜しむユーザーの“本音”大検証(下)』を読む