週刊ダイヤモンド
 今回の特集は編集部にとって、まったく新しい取り組みです。

 これまでの週刊ダイヤモンドでは、ベストセラーの書籍をとりあげ、著者とがっぷりとタッグと組み、その中身を分析、紹介するという特集はありませんでした。

 しかし、今回、経済評論家で公認会計士の勝間和代さんとその著作をもとに特集まるごと34ページを構成しました。勝間さんのことを知らない方のために、以下に経歴を列挙します。

 慶応義塾大学在学中に当時、史上最年少で公認会計士試験突破。卒業後はアーサー・アンダーセン、マッキンゼー、チェース銀行、JPモルガン証券と、名だたる外資系企業で働く。3児の母親でありながら、2005年には、ウォールストリートジャーナル「世界の最も注目すべき女性50人」にも選出され、2006年にはエイボン女性大賞も史上最年少で受賞。さらに、著作の全てがベストセラーになり、「書けば必ず売れる」と出版業界から次作を待望されている。

 とんでもない経歴です。そして、この20年間のあいだに年収がおよそ20倍にアップしています。

 特集ではその成功の裏にある知的生産術を一切隠すことなく開陳してもらいました。

 経歴だけを見れば、普通のサラリーマンやOLは頭がくらくらし、めまいがしてしまうのではないでしょうか。「知力、体力を生まれつき備えたスーパーウーマンだからできたに違いない。とても自分には実践できなさそうだ」と感じるかと思います。しかし、勝間さんは自ら「怠け者」というだけあって、特集には誰にでも実践しやすい知的生産術が並んでいます。また、これまでの知的生産術関連の著作に比べ、ITの活用を重視している点も特徴です。