指原莉乃さんのコトバは、米国大統領に通じる!

第7回AKB48選抜総選挙で1位に選ばれたHKT48の指原莉乃さん=6日、福岡市・ヤフオクドーム Photo:JIJI

 悲願の1位奪回をした指原莉乃さん。

 彼女は、独自のキャラクターも立っているし、本音を赤裸裸に伝える能力を持っています。スピーチで、

「私はブスで貧乳で、いいところは本当に少ないです」

 と言ってしまうところも、他のメンバーでは決してない、逆に彼女の最大の魅力となりました。そんな彼女のコトバは、最年少ノーベル平和賞受賞のマララ・ユスフザイさんや、ジブリのアニメに通じるものでした。並べて見てみましょう。

「奇跡の1回ではなく、自分で1年頑張ってきたことを評価されての1位だと信じています」指原莉乃(2015年総選挙)

「1人の子ども、1人の教師、1冊の本、1本のペンが世界を変えられます」最年少ノーベル平和賞受賞者マララ・ユスフザイ

「人民の、人民による、人民のための政治」エイブラハム・リンカーン大統領

 気づきましたか?どれも同じコトバを繰り返しています。

 「1回」「1年」「1位」
 「1人」「1人」「1冊」「1本」
 「人民」「人民」「人民」

 こちらは「リピート法」と言って、人はリピートしたコトバを聞くと、記憶に強く残るのです。童謡を思い出してください。そのほとんどがリピートでできていますよね。指原さんは、この他にもHKT48の仲間に向けて以下のことを言っています。

「みんなは私の、大事な、大事な、大事な宝物です」

 こちらもリピートを上手に使っています。リピート法はかんたんです。強調したいことを繰り返せばいいのです。とつぜん、あなたが人前で話さないといけないときが来たとしても、すぐに応用できます。