「流行の音楽やファッションにやたら詳しい先輩。『もうオバサンだから、こんな服装してチャラチャラとライブばっかり行ってちゃ駄目よね~』、『新作のバッグ買っちゃった。オバサンが買ってすみませんって感じだけど(笑)』みたいなことをよく聞いてくるけど、『そうですね。すみませんって感じですね』なんて答えられるかい!」(20代/女性)

「飲み会で『○○さんって、若いよね』『どうやったら、あんなに若くいられるんだろう』などと、やたらと年齢の話題を振ってくる先輩がいます。その先輩は若作りしていて、自分も若く見られているという自信があるようです。『先輩も若く見えますよ』と答えていますが、内心では『はいはい。若いって言われたいんでしょ』と思っていますね。本当に面倒です」(20代/女性)

「このバッグ、私に若すぎ?」と聞かれれば、当然「そうですね。先輩の年齢には若すぎると思いますよ」と答えるわけにはいかず、「そんなことありませんよ。先輩は若々しいから似合っていますよ」と、おべっかを使うしかない。もしくは無視するかである。

 つまり、若さアピール女子は、周りから「若い」というお墨付きをもらいたくて、誘導尋問を仕掛けてくるのだ。「自分は若く見える」という強烈な自意識があるのにもかかわらず、それを自分では言わず、あくまで「周りが言っている」という状況を作りたがる。

 この「若いと言われる待ち」の姿勢こそが、若さアピール女子の特徴なのだ。

「私、もういい歳なのに『若い、若い』って言われて困っちゃう~」という状況が、彼女たちにとって目指すべきものなのだろう。それに付き合わされる周りは、いい迷惑だ。

オバサンパワーで積極的に
若さアピールする“拡散型”も

 もちろん、積極的に若さをアピールしてくるケースもある。

「残業が続いた忙しい時期に、『こんなに遅く帰ると、近所の人から夜のお仕事をしていると勘違いされちゃう!』と心配している女性上司。見た目がオバサンなので、絶対にそれはないと同僚と話していた。見事なまでの、いらん心配だと思った」(30代/男性)

「サーファー系カジュアルファッションで、『娘さんと姉妹に見える』と“言わせている”知り合いがいますが、さすがに姉妹には見えないので、極力、会話を広げないようにしています」(30代/女性)