人の家は人の家、ウチはウチなんです。

 要は、自分たちの身の丈に合った、他人のマネではない、オリジナルな生活と育児をすればいいと思うのです。

 ママも、

「あそこの家のパパは“イクメン”に燃えてて、皿洗いと洗濯が担当なんだって。あなたは、ゴミ出しだけじゃない。明日から、皿洗いと洗濯、お願いね」

 などと稚拙なことを言ったらいけません。

 その家のパパはフレックスタイム制で、時間の融通がきくためにできるのかもしれませんし、朝7時に家を出て深夜0時に帰ってくるサラリーマンの夫が、毎日、皿洗いと洗濯なんてできるわけがありません。

 いいですか。

人の家は人の家、ウチはウチなんです。

 これは、すべてにおいて言えることで、たとえば他国の経済をマネても、日本でうまく機能するとは限りません。文化しかり、習慣しかり、法律しかり。他国は他国、日本は日本です。

 よその家はよその家、わが家はわが家なのです。

 夫婦の性格、仕事、収入、家族構成など、どの家も違うのに、同じ生活や育児ができるわけがありません。