「なかなか就職できない」と悩んだら、まずは見た目を変化させてみては?

 就職活動をする際、まずはじめに行うことはなんでしょうか。

 業界・職種を幅広く見て研究すること、自己分析をしてみること、履歴書を書いてみること。そしてもっとも大切なのは、「就職する」と自分自身で決意を固めることです。

 すなわち、PDCAサイクルの第一段階であるP(プランを立てる)よりも前に、まずは自分自身の気持ちを整えることが重要なのです。

 こう書くと、当たり前のことを言っていると思われるでしょう。しかし私たちは、新しい世界や環境に向かう時、ブレーキがかかりがちです。これまでの世界でやってきたことを継続していきたい。環境が変わってほしくないなどの気持ちは、内面だけでなく外見にも表れます。しかし、変化が私たちを成長させてくれる最大の要素なのです。

 そこで今回は、就職活動における外見の重要性について考えていきたいと思います。

イメチェンする最大のポイント
男性は前髪、女性は化粧

 私たち就職支援者が、若者の就職活動を支援する際にまずはじめに行うことはなんでしょうか。

 ここでもやはり本人がどれだけ本気で就職活動に向かっているのか、確認していく必要があります。もちろん活動を始めるうちに本気度が増していく場合もあります。しかし例えば、ご両親が本人に就職活動に本気になってほしい場合や、本人にとっても緊急度が高いにもかかわらず、いまいち本気になれない場合は少なくありません。そんなとき、即効で意欲を高める方法が存在します。それが、外見を変えてみることです。