正社員として働いていく自信がないなど、「自信がない」に引きずられている方は、他者からもそう見えてしまっている可能性があります。例えば男性であれば、前髪が目も隠れるほどに長い場合。そうすると、相手と目が合わせにくく、うつむきがちになります。また、身だしなみへの関心が低く、ヨレヨレのシャツやサイズが合っていないスーツを着ている場合は、自信がないように見えてしまいます。

 外見が先か、内面が先か。いずれにしても鏡で見る自分が自信のない顔であれば、それは自分に「自信がない、自信がない」という暗示をかけ続けているようなものです。こういう場合、イメージチェンジを図ることで就職活動への意欲が高まった方を大勢見てきました。

 男性であれば、思い切って前髪を切ってみることがよいきっかけになります。「前髪=就職に不利」というわけではありません。しかし、長すぎる前髪は外界から自分を守るバリアになっていると同時に、自分を内に閉じ込めてしまっている可能性があります。

 冒頭でお伝えしたように、新しい世界や環境に向かう際には誰しもブレーキがかかりやすいものですが、髪型を変えるのも新しい世界に向かう一歩となるに違いありません。これまでの慣れ親しんだ部分が変わるのは不安がつきまといます。しかし、外見が変わったことによって鏡に映る自分の姿も変わります。それが爽やかな変化であれば、自分自身に対する認識も少しずつ変わっていくでしょう。

 もちろん「切る・切らない」は本人の意思で決めるべきことですが、私自身多くの方に勧めてきて、その変化に驚くことばかりでした。就職希望者と共に、スマートフォンのアプリを使用して合成で変化後の写真を作成し、研究したこともあるほどです。

 失敗しないポイントとしては、美容院や理髪店で「就職活動をしている」と伝えることです。プロであれば爽やかさを引き出すとともに、本人の希望も最大限考慮してくれるでしょう。