一流のリーダーの海外出張は
10分の休憩もないほど超多忙だった!

 欧米諸国などへの海外出張の時には、移動距離の長さに比例し、飛行機のなかで過ごす時間も長くなります。それゆえ、移動距離の長いフライトは、インスピレーションが降りてきたり、アイデアが湧いてきたりする可能性の高い空間となります。

 欧米諸国などへの海外出張の時には、移動距離の長さに比例し、飛行機のなかで過ごす時間も長くなります。それゆえ、移動距離の長いフライトは、インスピレーションが降りてきたり、アイデアが湧いてきたりする可能性の高い空間となります。

 たとえば、パワーブレックファストと呼ばれる朝食が、朝の7時、8時、9時という具合に1時間ごとに予定されていたり、また、会議の合間の休憩時間に、10分程度の顔合わせのための打ち合わせがいくつも入っていたりと、身体も心も休める暇はありません。

 また、ディナーの時には、重要顧客へのご挨拶やネットワーキングのためのアポイントメント、他国の同僚たちとの交流などに気をとられ、食事どころではありません。以前の私の上司は、「ワインなのにワインの味がしなかった。本当は香り豊かな美味しいワインだったはずなのに」と言うほど多忙を極め、ワインを味わう時間すらなかったようです。

 当時秘書として働いていた私は、なるべく上司の身体に負担がかからないよう細心の注意を払いスケジュールを組むようにしていましたが、それでもなおこれ以上スケジュールを簡素化できないというレベルになっても、「過密なスケジュール」から逃れられないリーダーも多くいました。

 そんな強行軍とも言える日々が待ち受けているわけですから、現地まで向かう飛行機の中での過ごし方が重要になってきます。

 エグゼクティブの多くに、機内で身体に負担がかからないようビジネスクラスの席が用意されます。ヨーロッパ便のビジネスクラスの席を予約すると、時期により100万円程度の費用がかかりますが、エグゼクティブが疲労困憊してしまっては、良い業績を残すことができないという配慮からビジネスクラスの席が用意されます。