問題は「魅せる」側か、「読み取る」側か!?
こんにちは。『99%の人が知らない数字に強くなる裏ワザ30』の著者・深沢真太郎です。
今回は、「数字のマジック」をテーマに、数字に強い人とそうでない人のほんのちょっとした(でも、とても大きな)差をご紹介し、あなたが数字に強くなるためのエッセンスをお伝えしていこうと思います。
あなたは「数字のマジック」という言葉から、何を連想するでしょうか? 消費者を欺く、悪質な数字の表記などを連想するかもしれません。
もちろん、相手を欺く明らかな虚偽は断じて許されるものではありません。もしダマされる経験をしたとしたら、腹も立つことでしょう。
では、これはどうでしょうか。
虚偽ではない、魅力的な数字の表記
ポピュラーな例としては、このようなものがあるでしょうか。
・なんと、最大90%OFF!
・5秒に1個、売れています!
・実質0円!
さまざまなご意見はあろうかと思いますが、私はこの類いの表記については何ひとつ責められるものではないと思っています。反則スレスレの駆け引きに勝つから、ビジネスは成立するのです。これは、美しい精神論だけでは勝てないプロスポーツもまったく同じです。
むしろ、私たちビジネスパーソンは、その駆け引きに負けるような数字の読解力を問題視すべきではないでしょうか。