「僕の思う引きこもりのイメージって、誰かに迷惑をかけるのが、引きこもり。迷惑をかけていなければ、家に居続けていても構わんと思うのですよ。引きこもっていても生活ができていれば、外が好きじゃなければ家にいてもいいし、単なる選択肢の問題。家に居続けてはいけないといって、選択の自由を奪うほうがおかしいと思う」

 問題は、社会性を持てない人たちがいるということだ。いまは、引きこもっていても生活ができていて、誰にも迷惑をかけていなくても、ずっとこのまま社会性を持たないままでいいのか。また、働きたくても、何らかの病気を抱えた人もいる。

「そもそも日本では、ニートと引きこもりの違いが明確でない」と、ひろゆき氏は疑問を投げかける。

 ここで、番組スタッフが視聴者にアンケートを実施。「ニートと引きこもりの違いはわかりますか?」の問いに、

「はい41.6% いいえ58.4%」

 と、リアルタイムで結果が映し出される。

 日本のニートの定義は、失業者が除外され、ハローワークに通わずに、教育も訓練も受けていない34歳以下の若者と限定。「働く意欲のない若者たち」というイメージが増長していった。一方、引きこもりの人たちは、働きたくても働けず、社会活動やコミュニケーションの取れない人たちで、年齢制限があるわけでもない。そんな引きこもり状態の人も、これまでニートと一緒にされ、バッシングの対象になったり、35歳以上の当事者が放置されたりしてきた。

「リア充」になりたい人たちはまず、病気であるのか、病気ではないのかを区分けしてもらって、自分の状態を客観的に把握する必要がある。病気が引きこもりの原因にあったとすれば、それを治療していくことが、人生を楽しくできる第1歩となる。

「コミュニケーション至上主義」が
多くの引きこもりを生んでいる

 次に引きこもりの人たちが社会に復帰するために必要なのは、コミュニケーション力を身につけることだといわれている。

 しかし、ひろゆき氏の次の問いかけも、また新鮮だった。

「なぜ現代社会は、コミュニケーションスキルを過剰に要求しているのか?」