「晩ごはん」のことを考えると気が重い……。忙しいビジネスパーソンは、そう思うことが多いのではないでしょうか?疲れて帰って来て、白米、メインディッシュ、サラダ、汁物……と“フルコースの晩ごはん”を考えるのも、つくるのも、食べるのもメンド―くさい。それが、本音だと思うのです。それよりも、ほしいのはお酒。はやくクイっと飲んで、仕事で緊張したからだと心をほぐしたい……。そんなあなたにぴったりのレシピ本『おつまみが晩ごはん!』(小田真規子・著)が発売されました。そのレシピをご紹介する本連載で、毎日の晩ごはんを100倍楽しんでください。

 本日、ご紹介する「おつまみ晩ごはん」は、“ねっとり”“シャキシャキ”“プチプチ”の食感がたまらない「タコぶつと長芋の明太和え」。

【忙しい人に贈る“晩ご飯レシピ”】タコぶつと長芋の明太和え

ボウルに長芋とタコの刺身を入れ、【たれ】を加え混ぜるだけだから、5分でできるのに、焼酎、日本酒、白ワイン、ハイボールと何でも合う絶品おつまみです。ご飯のせやお茶漬けにもピッタリだから、お腹も満たされます。タコに替えてイカや白身魚でもおいしくいただけます。ぜひ、お試しください!

【材料】1~2人前
ゆでダコのお刺身またはぶつ切り:100g
長芋(3㎜角程度の粗みじん):正味50g
明太子(ちぎる):30g
カイワレ(根元を切る):10g

【たれ】
薄口しょうゆ:小さじ1
酢:小さじ1
オリーブ油:小さじ1

【つくり方】
1 ボウルに長芋とタコを入れ、【たれ】を加え混ぜる。
2 明太子とカイワレを加え、さらに和える。

小田真規子(おだ・まきこ)
料理家・栄養士・フードディレクター。女子栄養大学短期大学部卒業後、料理家のアシスタントを経て、有限会社スタジオナッツ(www.studionuts.com)を設立。誰もが作りやすく、健康に配慮した、簡単でおいしい家庭料理をテーマに、『オレンジページ』『ESSE』などの生活雑誌や企業PR誌にオリジナルレシピを発表。『料理のきほん練習帳』(高橋書店)、『一日がしあわせになる朝ごはん』(文響社)など多数。