婚活成功者続出! 難関幼稚園、名門小学校合格率95%!「にじみでる育ちのよさ」と本物の品が身につくと話題のマナー講師、諏内えみさんの『「育ちがいい人」だけが知っていること』。内容は、マナー講師として活動される中で、「先生、これはマナーではないのですが……」と、質問を受けることが多かった、明確なルールがないからこそ迷ってしまう、日常の何気ないシーンでの正しいふるまいを紹介したもの。
マナー本や、通常のマナースクールでは、ルールではないからと省かれ、個人の常識に委ねられていますが、正解がわからないともやもやしますし、自信を持ってふるまえません。しかも、「育ちがでる」と言われてしまう部分ばかりですから、尚更気になりますよね! 今回はその中から、ちょっとした気遣いについてご紹介していきます。

ゆっくりと悪化するPhoto: Adobe Stock

集まってくれたお礼のスモールギフト

例えば、お誕生日やお祝いなど。自分のために集まってくれたみなさんにちょっとしたお礼のギフトをあらかじめ用意されている方は、心遣いや丁寧に生活していることを感じさせます。

また、自身ではなくお子さんが、子どもだけの集まりなどで近所のお宅におじゃまするときにも、子どもたちが食べる手土産を持たせる、というのも気がきいていますね。ママにそんな気づかいができると、親子とも育ちの良さを感じさせてくれます。

また、子ども用のおやつだけではなく、相手のママへのギフトがあると「さすが!」と思わせます。クッキーなどほんの気持ちで、もちろん構いません。

ちょっとしたものでもお返しはきちんと

このようなちょっとしたギフトで気になるのは、お返しのこと。

日常の自然なやりとりですから、あまり神経質になる必要はありませんが、いただいたことはしっかり覚えておく、記録しておくことが大切です。

お子さんがいるご家庭では、親戚、友人、知人、ママ友などから、「お子さんにどうぞ」と、ちょっとした食べ物や衣類などをいただく機会も多いでしょう。高価なものでないと、いただいた側はついつい忘れがちですが、差し上げた側は意外と覚えているもの。そんなことが何回か続くと、相手もあまりいい気持ちがしませんから、大人の社交として記録は残し、何かの際に品物やお手伝いなどできちんと感謝の心やお返しができるのが「育ち」の良さです。

『「育ちがいい人」だけが知っていること』では、普段の生活の中で「育ち」が出てしまうポイントや、どうふるまうのが正解か? というリアルな例を250個も紹介しています。誰にも指摘されたことがないのに、実は「あの人は、育ちが……」なんて周囲の人から思われているとしたら、本当に恥ずかしいですよね! 今さら聞けないことばかりですから、ぜひ参考にしてみてくださいね。