航空Photo:PIXTA

コロナ禍からの企業業績の回復は、勝ち組と負け組の格差が拡大して「K字型」に引き裂かれていくという二極化の議論が強まっている。そこで、上場企業が発表した直近四半期の決算における売上高を前年同期と比べ、各業界の主要企業が置かれた状況を分析した。今回はANAホールディングス、日本航空の航空業界2社について解説する。(ダイヤモンド編集部 笠原里穂)

コロナ禍で大幅減収も
好調だった「ある分野」とは?

 企業の決算データを基に「直近四半期の業績」に焦点を当て、前年同期比で増収率を算出した。今回の対象は以下の航空業界2社。対象期間は21年1~3月期の直近四半期としている。

 各社の増収率は以下の通りだった。

・ANAホールディングス
 増収率:マイナス48.7%(四半期の売上高2011億円)
・日本航空
 増収率:マイナス54.4%(四半期の売上収益1247億円)

 次ページからは詳細の数字とともに、その要因を解説する。