孫子からクリステンセンまで、3000年に及ぶ古今東西の戦略書から、今日本人が最も読んでおきたい“最強の教科書”をベスト10で紹介する。今の時代に最も“使える”のは、この10冊だ! 前編は第1~4位の書籍のエッセンスを解説する。

どんな戦略に、今もっとも注目すべきか?

古今東西3000年から厳選する、<br />今、日本人が読むべき「戦略書」ベスト10【前編】

 先日発売された書籍『戦略の教室』では、“1冊で3000年の戦略エッセンスが一気にわかる!”をコンセプトに、孫子、アレクサンダー大王から最新のアダプティブ戦略まで、古今東西過去3000年間の主要戦略のエッセンスを、現代のビジネスパーソンが“使える”形にまとめました。

 3000年間を振り返ると、実にさまざまな戦略を人類が編み出してきたことがわかります。特定の壁を突破するため、生み出された戦略がいかに有効だったかも理解できます。

 では、その3000年を見渡して、2014年から2015年、つまり今の日本人と日本企業にどんな戦略が必要か。このWEB連載では、本書からさらに厳選して、ビジネスパーソンが必ず読んでおきたい戦略書ベスト10をご紹介したいと思います。