新日本酒紀行「蓬莱」
山本洋子
年商4億円が3割まで減少し、杜氏は病で引退、古参社員は退職と、歯止めがかからぬ業績不振から、世界一のコンテスト受賞数を達成し、売上を4倍に…
2021.10.24
山本洋子
年商4億円が3割まで減少し、杜氏は病で引退、古参社員は退職と、歯止めがかからぬ業績不振から、世界一のコンテスト受賞数を達成し、売上を4倍に…
2021.10.24
山本洋子
北海道最高峰の大雪連峰旭岳の麓の町、東川は道内で唯一、蛇口を捻ると天然水が出る。100年かけて濾過された雪解け水は大雪旭岳源水と呼ばれ、農…
2021.10.17
山本洋子
新潟の酒米を用い、小仕込みの吟醸造りで特徴を出す阿部酒造6代目の阿部裕太さん。だが蔵に入社した2014年は、製造量40石で設備は古く、ずっ…
2021.10.10
山本洋子
スキー正宗という不思議な銘柄が新潟県上越市(元高田市)にある。明治期にオーストリア将校のレルヒ少佐が、日本で初めてこの町にスキーを伝え、城…
2021.10.3
山本洋子
ミネラルウオーター生産量日本一の山梨県は、50年前まで日本酒の造り酒屋は50軒あったが、今は9軒を残すのみと激減。「その中でも一番小さい酒…
2021.9.26
山本洋子
天然記念物のヤマネは日本列島で500万年前から生息し、哺乳類の中で最古参、生きる化石と呼ばれる。その名を冠したどぶろく醸造所が、ヤマネが生…
2021.9.19
山本洋子
コンパクトシティーを実現させる形の一つとして、「クラフト蔵に大きな可能性がある」と東京港醸造の杜氏の寺澤善実さん。港区芝の総面積22坪の4…
2021.9.12
山本洋子
丹沢山塊の大山の別名、雨降山は雨が降りやすい山相からで、雨降転じて阿夫利山とも呼ばれ山頂には大山阿夫利神社が鎮座する。縄文時代から霊山とし…
2021.9.5
山本洋子
韓流ブームになる30年も前から、マッコリに注目した蔵元がいた。みちのくの玄関口、福島県白河市の有賀醸造の有賀義裕さんだ。酒造りの技術を生か…
2021.8.29
山本洋子
米を0.85%まで磨いた零響(れいきょう)は、221日間、精米機を稼働させて醸した酒だ。「自分が飲んでみたかった」と新澤醸造店5代目の新澤…
2021.8.22
山本洋子
今年7月、神奈川県で14蔵目の酒蔵が誕生した。銘柄は「HINEMOS」で、全ての時間を意味する。代表の酒井優太さんはIT出身で海外駐在も経…
2021.8.8
山本洋子
丹沢山と大山の麓にある黄金井酒造は、初代が水の良さにほれ込み、1818年に創業。「神奈川では珍しい軟水で、酒造りに好適」と醸造長の飯塚栄治…
2021.8.1
山本洋子
日本海を望む山口県阿武町木与地区の棚田で育つ山田錦で酒造りするのが阿武の鶴酒造だ。創業は1897年、奈古港まで100mという海の近くに蔵は…
2021.7.25
山本洋子
箱根山を真正面に望む足柄平野の東端、酒匂川左岸に立つ井上酒造。代表銘柄は「箱根山」だが、7代目の井上寛さんが力を注ぐのは、地元の米と電力を…
2021.7.18
山本洋子
大塚酒造の6代目で杜氏の大塚清一郎さんは剣道5段の腕前で、竹刀を櫂棒に持ち替え、純米酒造りに精魂を込める。妻の亜希子さんは剣道3段、高校国…
2021.7.11
山本洋子
2021年3月、山口県萩市と阿武町の6蔵が、国税庁から産地をブランド化する地理的表示(GI)「萩」に指定された。その1蔵が八千代酒造で、5…
2021.7.4
山本洋子
香り高く甘くフルーティな酒「東洋美人」を極めたのは、澄川酒造場4代目で杜氏の澄川宜史さん。人気蔵だが昔は負け組で、酒が売れず、父親は早朝か…
2021.6.27
山本洋子
田の中の酒蔵で、田中が造る65%精米の酒だから「田中六五」と至って明快。地元糸島産山田錦で純米酒のみを醸すのが白糸酒造8代目で杜氏の田中克…
2021.6.20
山本洋子
1980年代、酒造業界は価格競争に明け暮れた。利守酒造4代目の利守忠義さんは、品質本位の別路線を模索中、1軒の農家が栽培する背の高い米と出…
2021.6.13
山本洋子
2020年11月、150年で途絶えた酒蔵の跡地に、新しい酒蔵が完成し、新酒「天美the first」が初出荷され即刻完売した。蔵元は太陽光…
2021.6.6