新日本酒紀行「来福」
山本洋子
米28種と酵母20種を使い分け、毎年60種類以上の酒を造る茨城県筑西市の来福酒造。「試したい米は即、仕込みます」と10代目の藤村俊文さん。…
2022.3.20
山本洋子
米28種と酵母20種を使い分け、毎年60種類以上の酒を造る茨城県筑西市の来福酒造。「試したい米は即、仕込みます」と10代目の藤村俊文さん。…
2022.3.20
山本洋子
筑波山北麓に位置する桜川市真壁町は、江戸時代に陣屋町として栄え、町並みは重要伝統的建造物群保存地区に指定。登録有形文化財の建造物は100棟…
2022.3.13
山本洋子
とろりとクリーミーな口当たりのにごり酒は、どぶろくと混同されがちだが、酒税法では、にごり酒は清酒、どぶろくはその他の醸造酒に分類される。違…
2022.3.6
山本洋子
国産のクラフトジンに注目が集まる。ジンとは何か? 実は細かい規定はなく、蒸留酒にジュニパーベリーを入れて再蒸留すればOK。「飲む香水」とも…
2022.2.27
山本洋子
平安時代、鉞(まさかり)担いだ金太郎こと坂田金時も加わった討伐で、滅ぼされたと伝わる鬼が酒呑童子(しゅてんどうじ)。丹後半島の大江山が本拠…
2022.2.20
山本洋子
世界で唯一、三段仕込みで造る日本酒は、醸造酒でアルコール度数が20度にも上がる。酒母に麹米と蒸し米と水を1日に1回ずつ、3回に分けて加える…
2022.2.13
山本洋子
塩と並ぶ世界最古の調味料である酢は、酒を酢酸菌により発酵させ、エチルアルコールを酢酸に変える。ビネガー(vinegar)はワイン(vin)…
2022.2.6
山本洋子
目指す酒造りは「伴農繁醸」と、山岡酒造4代目の山岡克巳さん。「農業とともに繁盛する酒造り」を意味する。広島県は瀬戸内海に面して暖かなイメー…
2022.1.30
山本洋子
豊島屋十右衛門が1596年に神田で創業した豊島屋本店は、灘の酒を安く、肴に大きな豆腐田楽を出す居酒屋で大人気。「江戸名所図会」にも描かれた…
2022.1.23
山本洋子
北西酒造の初代、北西亀吉さんは中山道沿いの旧上尾宿という立地と、秩父からの良い水が潤沢に湧く上尾にほれ込み創業。酒銘は人形浄瑠璃好きから「…
2022.1.16
山本洋子
福島県南相馬市小高区で、2021年2月に佐藤太亮さんが立ち上げた醸造所haccoba -Craft Sake Brewery-の「はなうた…
2022.1.9
山本洋子
日本一海に近い蔵といわれた福島県の沿岸部浜通り、浪江町の鈴木酒造店。蔵元杜氏の鈴木大介さんと弟の荘司さんが醸す力強い味は、地元漁師が愛飲す…
2021.12.26
山本洋子
家臣や農家を鼓舞するためにうたわれたホーハイ節は、日本の民謡では珍しいヨーデル唱法を取り入れた高度な技が楽しめる明るいうただ。これにちなん…
2021.12.19
山本洋子
赤い兜がアイコンの酒「赤武」は、赤武酒造6代目、古舘龍之介さんが杜氏となり酒質設計を行う。白い果実や柑橘を思わせる爽やかさがあり、様々な品…
2021.12.12
山本洋子
大正天皇ご成婚の折、「最高の慶び事」を記念して酒名に付けた青木酒造は、茨城県古河市に唯一残る酒蔵だ。「7.5代目蔵元です」と笑顔で話すのは…
2021.12.5
山本洋子
JR男鹿線終着駅の男鹿駅は、にぎわい創出を目指して2018年に駅舎を200m移し、駅前広場や店舗を整備。男鹿市が借り手を募った旧駅舎に「醸…
2021.11.28
山本洋子
酒の字を含む市区町村は、全国でも山形の酒田市と千葉の酒々井町の二つだけ。その後者、酒々井町で元禄時代に創業した酒蔵が飯沼本家だ。
2021.11.21
山本洋子
社名の鍋店(なべだな)は、貴重な鉄を扱ったことに由来。1689年に佐倉藩から酒造株を与えられ、成田山新勝寺の門前で創業。後に利根川の水運が…
2021.11.14
山本洋子
貴醸酒は水の代わりに酒を使い、濃醇で甘くリッチな香味豊かな贅沢酒。広島県呉市倉橋島の榎酒造が、1974年に日本で初めて商品化した。
2021.11.7
山本洋子
世界唯一の「琥珀浄酎」は、純米酒を40度以下の低温で「浄溜」する。アルコール度数は41度で、レモンで香りづけした後、木樽で熟成させる。ウイ…
2021.10.31