弁当箱を洗う際に見落としがちな箇所

1 手や調理器具、弁当箱は清潔に

 調理前は手を洗い、清潔な調理器具や食器を使います。タオルや布巾はこまめに変えるか、ペーパータオルなど使い捨てのものを使うのが清潔に保つ秘訣です。

 お弁当箱はパッキンがついている部分が盲点になります。パッキンは外して洗いましょう。

2 水分が残らないように調理する

 食品中の水分が多く、栄養分も豊富な状態で温度条件がそろえば、微生物が増殖しやすくなります。炒め物はしっかり水分を飛ばす、水分の出やすい和物は水分を切る。また、ミニトマトなどはヘタを取りキッチンペーパーなどでしっかりと水分をふきとります。

3 しっかり加熱、適切に保存

 食中毒を引き起こす菌は、室温でも増殖を始め、30〜40℃の温度で最も増殖するといわれています。腸管出血性大腸菌(O157、O111など)は、7℃ほどから増殖、室温でも15〜20分で2倍に増えます。温めた食材や調理済みの料理は素早く冷まし、長時間置いておきたい場合は、冷蔵庫保存(10℃以下)で保管するようにしましょう。

4 調理後は素早く冷ます

 つくり置きしていたおかずなどは、弁当に入れる前に一度加熱します。加熱後は、おかずを浅い容器やバットに広げ、風を当てる。ごはんも広げて熱を逃がすなど、素早く温度を下げるようにします。熱いごはんやおかずを詰めると、ずっと生温かい温度が続くことで食中毒菌が増えやすい環境をつくってしまいます。加えて、内部に蒸気がこもって結露がつくデメリットもあります。

5 おにぎりやサンドイッチはラップや手袋を活用

 手には常在菌である黄色ぶどう球菌などが存在します。この黄色ブドウ球菌が増殖することで食中毒の原因にもなります。おにぎりやサンドイッチなどを作る際は、ラップや手袋を活用し、素手で触れないようにしましょう。