-週刊ダイヤモンド編集部-


専門医の監修を得て、あなたの症状に潜む病気の可能性を検証。カラダのアラームをキャッチせよ。
第232回
片足立ち、できますか?連続20秒以上で分かれ道
井手ゆきえ,-週刊ダイヤモンド編集部-
家庭で簡単にできる脳疾患リスク検査をご紹介しよう。片足立ちが、それ。昨年末に報告された京都大学附属のゲノム医学センターによる研究から。同センターの田原康玄准教授らのグループは、遺伝子情報から疾患リスクを読み取り、診断に役立てる研究を続けている。今回は、表に現れる現象から疾患リスクを知る方法を検討した。
片足立ち、できますか?連続20秒以上で分かれ道
第231回
心疾患予防は減塩より減糖 1日量は25グラム以下に?
井手ゆきえ,-週刊ダイヤモンド編集部-
心疾患のリスクといえば、高血圧。高血圧のリスクといえば、塩分。2015年版の日本人の食事摂取基準では、18歳以上の男性の食塩摂取目標量は1日につき8グラム未満、女性は7グラム未満とされている。
心疾患予防は減塩より減糖 1日量は25グラム以下に?
第229回
食欲と飲酒欲は表裏一体?食べてから飲む、でリスク回避
井手ゆきえ,-週刊ダイヤモンド編集部-
適量なら「百薬の長」だが、依存症リスクも大きいアルコール。依存症以前に、なぜ毒になるほど「酒を欲する」のか、という研究も行われている。発端は、2009年にドイツの研究グループから報告された動物実験の結果だった。
食欲と飲酒欲は表裏一体?食べてから飲む、でリスク回避
第228回
発症リスクか美か──米国で両側乳房切除術が増加
井手ゆきえ,-週刊ダイヤモンド編集部-
日本女性の12人に1人(約8%)が罹患する乳がん。2013年に女優のアンジェリーナ・ジョリーさんが「予防的乳房切除術」を受けた体験を公表したのは記憶に新しい。日本乳癌学会によれば、がん抑制遺伝子の「BRCA1/2」に異常を持つ女性が乳がんを発症する率は45~60%と高い。
発症リスクか美か──米国で両側乳房切除術が増加
第227回
生薬で認知機能を改善 処方薬との比較で効果を検証
井手ゆきえ,-週刊ダイヤモンド編集部-
科学的根拠(エビデンス)重視の現代医療では、脇に追いやられがちな「生薬」。しかし、何千年も積み重ねられてきた「経験と実践」は侮れない。先日、アルツハイマー型認知症(AD)患者に対する生薬と処方薬との比較結果が報告された。
生薬で認知機能を改善 処方薬との比較で効果を検証
第226回
牛乳の飲み過ぎは死亡リスク?逆に、発酵乳製品はリスクを減少
井手ゆきえ,-週刊ダイヤモンド編集部-
先日、五大医学誌の一つ「BMJ」のオンライン版で「牛乳を1日3杯以上飲む人は、全死亡率と骨折発生率が上昇する」という結果が報告された。研究はスウェーデン中部の住民約10万人を対象に実施。登録時の平均年齢は女性39~74歳、男性45~79歳の中高年層である。平均追跡期間は女性が約20年、男性が約11年だった。
牛乳の飲み過ぎは死亡リスク?逆に、発酵乳製品はリスクを減少
第225回
乳幼児の咳には偽薬と愛を プラセボ効果で症状が軽減
井手ゆきえ,-週刊ダイヤモンド編集部-
乳幼児の原因不明の咳は両親を慌てさせる。救急医に駆け込むべきか、それとも市販の咳止め薬を飲ませるべきか…。先日、「JAMA小児科学」に一つの提案が載った。
乳幼児の咳には偽薬と愛を プラセボ効果で症状が軽減
第224回
嫉妬はわが身に仇をなす アルツハイマー発症リスクが上昇
井手ゆきえ,-週刊ダイヤモンド編集部-
スウェーデン・イェーテボリ大学の中高年女性を対象とした研究で、嫉妬深い女性はアルツハイマー型認知症(AD)発症リスクが高い、という結果が報告されている。同研究は1968年にスタート。スウェーデン在住の800人の女性(研究開始当時の年齢は38~54歳:平均年齢46歳)を対象に、38年間にわたり追跡調査を行ってきたもの。
嫉妬はわが身に仇をなす アルツハイマー発症リスクが上昇
第223回
ついに「睫毛貧毛症」に治療薬自由診療で1万~数万円
井手ゆきえ,-週刊ダイヤモンド編集部-
アイライナーにつけ睫毛、プチ整形と行動はエスカレートするばかり。日本で未承認の“睫毛の育毛剤”を個人輸入するケースも少なくなかった。さて今年9月末日、情報に敏感な女性たちが待ち望んでいた“睫毛の育毛剤”が日本でも発売されることになった。
ついに「睫毛貧毛症」に治療薬自由診療で1万~数万円
第222回
逃げ場のない辛い耳鳴りに診療GLでは認知行動療法を推奨
井手ゆきえ,-週刊ダイヤモンド編集部-
古代メソポタミア文明の記録にもある「耳鳴り」。紀元前の昔から研究されているが、いまだに「難治」の病である。医学の父、ヒポクラテス(紀元前460~370年頃)の仮説では、「頭蓋内の微細血管の拍動が、頭蓋内に反響すること」が原因。
逃げ場のない辛い耳鳴りに診療GLでは認知行動療法を推奨
第221回
血液検査でうつ病を検出 光トポグラフィーは保険適用
井手ゆきえ,-週刊ダイヤモンド編集部-
大うつ病やそううつ病などの気分障害は、客観的診断法が未だ確立されていない分野。唯一、MRIで脳の血流量の変化を調べ、うつ病か否かを診断する「光トポグラフィー検査」は、今年4月から健康保険が適用されている。
血液検査でうつ病を検出 光トポグラフィーは保険適用
第220回
座りっぱなしの弊害は喫煙に匹敵?1時間につき5分、歩くこと
井手ゆきえ,-週刊ダイヤモンド編集部-
先進国の住民は「座る人」である。仕事は座職、車で移動、家でも外でも座りっぱなし。近年は「too much sitting:座り過ぎ」がもたらす健康リスクに関する議論が増えている。余暇のテレビ視聴による「座位時間」が1日2時間未満の成人を基準にした場合、2~4時間未満、4時間以上と座位時間が増えるにつれて総死亡リスクが11%ずつ上昇するという。
座りっぱなしの弊害は喫煙に匹敵?1時間につき5分、歩くこと
第219回
AB型は認知障害になりやすい?血液ドロドロ因子が関係か
井手ゆきえ,-週刊ダイヤモンド編集部-
血液型と疾病リスクに関する研究が進んでいる。少しでも早く、脳卒中や心血管疾患など重大な病気の予防に努めようということだろう。なにせ、生まれた時にリスクが分かるのだから。
AB型は認知障害になりやすい?血液ドロドロ因子が関係か
第218回
デング熱ってどんな病気?解熱剤はアセトアミノフェンを
井手ゆきえ,-週刊ダイヤモンド編集部-
この稿が出る頃には下火になっていることを願う「デング熱」。ネッタイシマカやヒトスジシマカに媒介される「デングウイルス」による感染症だ。国立感染症研究所のホームページ、関連文献から情報を紹介しよう。
デング熱ってどんな病気?解熱剤はアセトアミノフェンを
第217回
お米だって、健康にいい!良質な睡眠をサポート
井手ゆきえ,-週刊ダイヤモンド編集部-
糖質制限食の認知度があがるにつれて何かと旗色が悪いお米。というより、米に代表される高GI食品群全般にいえるのだが。
お米だって、健康にいい!良質な睡眠をサポート
第216回
仕事依存症の診断テスト 4項目以上なら可能性大
井手ゆきえ,-週刊ダイヤモンド編集部-
議論中の日本型新裁量労働制──いわゆる「残業時間ゼロ法案」は一定以上の年収の社員について、本人の同意を得て時間規制対象外とするもの。労働時間を自己裁量できる点は魅力だが、有形無形の圧力で本意ではない社員が無償の長時間労働を強いられる危険性が指摘されている。
仕事依存症の診断テスト 4項目以上なら可能性大
第215回
RUN! RUN! RUN! 1日5分のランで寿命延長
井手ゆきえ,-週刊ダイヤモンド編集部-
一般にランニングなどの有酸素運動の健康効果を得るには、毎回15~30分は必要、とされている。ところが、1日5~10分でも心疾患を予防し、寿命を延ばす効果が期待できるようだ。
RUN! RUN! RUN! 1日5分のランで寿命延長
第214回
記憶力より歩行速度が鍵?新しい認知症診断テスト
井手ゆきえ,-週刊ダイヤモンド編集部-
世界17カ国の約2万7000人を対象にした調査の解析によると、歩行速度と記憶力の簡単なテストで将来の認知症発症リスクが診断できるようだ。
記憶力より歩行速度が鍵?新しい認知症診断テスト
第213回
シェイクハンドよりグータッチ 細菌暴露リスクが1割に
井手ゆきえ,-週刊ダイヤモンド編集部-
真面目な研究です。先日、米国感染症関連専門誌に英国の大学からの興味深い報告が掲載された。“グータッチ”は握手やハイファイブ(手のひらを頭の高さでパチンと打ち合わせる挨拶)より、細菌やバクテリア感染の拡大を9割軽減できるらしい。
シェイクハンドよりグータッチ 細菌暴露リスクが1割に
第212回
長時間のサイクリングは危険?前立腺がんの発症リスクに
井手ゆきえ,-週刊ダイヤモンド編集部-
自転車ブームといわれて久しい。流行は別として、都市部・地方を問わず便利な生活の足であることは間違いない。ただし、乗り過ぎは禁物のようだ。先月、英ロンドン大学の研究グループから男性機能とサイクリングに関する調査報告が出された。
長時間のサイクリングは危険?前立腺がんの発症リスクに
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