皆さん、こんにちは。自分で言うのもなんやけど、「採用の神さま」小畑重和です。
先日、清華大学の就業指導中心(キャリアセンター)主任(センター長)の熊義志博士にお会いする機会がありました。そこで、工学系では中国最上位といわれる清華大学の学生の就職活動と清華大学のキャリアセンターについてお話を聞いてきました。「国家を支えるエリート」としての意識が高い彼らに対して、どんな就業指導がなされているのか、気になるところです。
中国人エリートを続々輩出する
清華大学の「4つの就業支援」
熊先生は、お会いすると想像よりお若い方でびっくりしました。先生は、2009年10月から清華大学キャリアセンターのセンター長になられたとのこと。
では、それ以前は何をされていたんでしょうか?どういう経歴の方が、清華大学のキャリアセンター長になるのか興味があって聞いてみました。
「名刺の裏をご覧ください」
おーっと、表には「清華大学就業指導中心 博士/主任」とあります。博士なんや。裏には「清華大学公共管理学院」とあります。なるほど、公共管理学の教授なんですね。
「清華大学では、研究者が学校の仕事も行うのが伝統です。学長も他の研究者も同様に、教えること、研究することに加えて、学校の仕事をしなければなりません。昨年までは私も学生を教えてもいましたが、今は研究と就業指導中心の仕事をしています。研究の方では、日本のパナソニックにお世話になっています。パナソニックにお礼を言っておいてください」
松下幸之助落ち(連載第9回、第10回参照)のボクがお礼をいうのも言うのも変ですが(笑)、「パナソニックさん、ありがとうございました」と熊先生はおっしゃっていました。
先生、基本的な質問ですみませんが、中国のトップ大学とも言われる清華大学卒なら一般的には就職に困らないですよね。そんななかで、清華大学キャリアセンターは何をしてはるんですか?
「『ヒューマンリソースの最適化をすすめる仕事』をやっています」
浅い質問に、いきなり深いお答えですね!(笑) 『ヒューマンリソースの最適化』って何ですか?