大竹文雄
毎朝嫌がっていた子が笑顔で登園?行動経済学者が教える「やる気を引き出す魔法のひと言」
経済の理屈を扱うものと思われがちな経済学だが、実は「人をどう動かすか」を分析する学問でもある。中でも重要なのが、人の行動を左右するインセンティブという考え方。子育てや政治の意思決定まで、あらゆる場面においてうまくいかないと悩んでいる諸氏には、経済学の視点が必要かもしれない。※本稿は、大竹文雄『経済学者のアタマの中』(筑摩書房)の一部を抜粋・編集したものです。

うな丼の松・竹・梅、どれを選ぶと「カモにされやすい人」なのか?
松竹梅のうな丼を見て、つい竹を選んでしまった人は、すでに購買行動を売り手にコントロールされているのかもしれない。サブスクや期間限定セールなどを活用したビジネスが日常にあふれているが、その仕組みを知らなければ余計な出費を重ねてしまうだろう。経済学者が、行動経済学を利用した販売手法のタネを明かす。※本稿は、大竹文雄『経済学者のアタマの中』(筑摩書房)の一部を抜粋・編集したものです。

公的年金の強制加入が必要な「本当の理由」…行動経済学者の答えに納得感しかなかった!
年金保険料の支払いは、現役世代の誰にとっても大きな負担だ。そのうえ「年金制度はいずれ破綻する」などと叫ぶ声が周囲からしきりに聞こえてきたら、もうたまらない。そもそも公的年金保険が誰もが加入したがるようなステキな制度ならば、強制加入にする必要などないのではないか。そんな疑問に、行動経済学者が答えてくれた。※本稿は、大竹文雄『経済学者のアタマの中』(筑摩書房)の一部を抜粋・編集したものです。

第3回
不合理な僕らが「よりよい社会」をつくるにはどうすればいいのか?――「格差」ときちんと向き合うための経済学
「行動経済学」「神経経済学」と、続々と生まれる「新しい経済学」についてレポートする連載第3回!大阪大学・大竹文雄氏が、「なぜ人間はお金とうまく付き合えないのか?」という疑問から、「格差」や「フリーライダー」といった社会が抱える問題とどう向き合っていけばいいのかまで語ります。

第2回
「罰ゲーム」の経済学――コミットメント・メカニズムで「不合理な自分」を変える!
「行動経済学」「神経経済学」と、続々と生まれる「新しい経済学」についてレポートする連載、好評第2回!大阪大学・大竹文雄氏に、「なぜ人間は不合理な行動をとってしまうのか?」を明らかにし、「罰ゲーム」を使った後悔しない目標の立て方まで明らかに。何でも「後回し」にしがちな人、必見です!

第1回
なぜ、「経済学者」は嫌われるのか?――実は「利他的」な経済学者が伝えたい、 経済学の「2つの醍醐味」
「行動経済学」「神経経済学」と、続々と生まれる「新しい経済学」についてレポートする連載第1回!Eテレ「オイコノミア」出演、日本科学未来館の企画展「波瀾万丈!おかね道」総合監修と、活躍の幅を広げる大阪大学・大竹文雄氏に「経済学はなぜ嫌われるのか」「経済学者は利己的なのか」を聞く。
