榎本博明
2020年東京オリンピックでの「おもてなし」に向けて、“英語ファースト”の時代が訪れている。「いまの時代、英会話ぐらいできないと」、「英語は早いうちから学んだ方がいい」と言われるが、『その「英語」が子どもをダメにする』(青春出版社)の著者・榎本博明氏は、そんな思い込みが蔓延する英語“偏重”な教育現場に警鐘を鳴らす。

第7回
「ポジティブな職場づくり」ということがよく言われる。だが、「ポジティブ、ポジティブ」と言いすぎる近頃の風潮はいかがなものか。このところ、「ポジティブの弊害」とも言うべき現象があちこちの職場で見られるようだ。

第6回
ノルマ達成を絶えず意識し、売り上げの数字を上げていく部下。それは何とも頼もしい存在のはずなのだが、目の前の数字にこだわりすぎるのか、どうも伸び悩んでいる感じがしてならない。皆さんの職場でもそんなことはないだろうか。

第5回
仕事ができず初歩的なミスの多い部下が、なぜか自信満々で、いくら注意やアドバイスをしてもなかなか本人の心に染み込んでいかない。つまり「デキない部下の方が自信たっぷりで、デキる部下の方がなぜか謙虚で不安が強い」――そう感じることはないだろうか。実は、そうした声は多くの職場で聞かれる。

第4回
中規模の電気機器メーカーに勤める営業部長は「自分の部署に配属された新人が昨年辞めてしまい、今年の優秀な新人も辞めると言い出した」と嘆く。昨年の失敗を繰り返したくないため、部長は新人に対してどんな策で臨むのだろうか?

第3回
部内で不満が渦巻いているのを感じる管理職は非常に多い。それもそのはずで、どんな職場でも、ほとんどの部下が「自分は正当に評価されていない」といった思いを抱えているからだ。それは、なぜか。

第2回
部下のマネジメントが難しい時代になった。特に多くの管理職が頭を悩ますのが、注意やアドバイスにすぐに反発する部下の扱い方だ。それでも管理職としては部下を戦力になるように育てないといけないので、鍛えることは放棄できない。では部下に注意をしたり、アドバイスをしたりしなければならない局面で、上司はどうすればいいのか。

第1回
「自分は忙しい上司を煩わさないように頑張っているのに、どうして遠慮なく相談に行って上司の仕事を中断させる同僚の方が気に入られるのかわからない」――そんな思いに駆られた人が意外にも少なくない。その心のメカニズムから、どう対処すればいいかを明らかにする。
