榎本博明
第13回
厳しく叱られることなく、褒められて育った若い世代が新人として入ってくるようになり、厳しいことを言うと、すぐに辞めてしまう。そんな若手の離職を食い止めようと「褒めて育てる」方式を取り入れる企業も出てきている。ところが、この方式を取り入れたものの、特に改善が見られないため、疑問に感じる経営者や管理職も少なくない。

第12回
ちょっと注意しただけで、すぐに辞めてしまう――。若者の育て方について悩んでいる経営者や管理職は少なくない。そこで若者の離職を防ぐために、褒め方の研修を取り入れたところ、今度は管理職から不満の声が…。どう対処するのがいいのだろうか?

第11回
近頃、攻撃的な人に頭を悩ませている方が少なくない。親切心から口にした言葉でさえも反発される。こちらは何も思い当たることがないのに、悪い噂を流される。そんな攻撃的な人が多くの職場にもいる。どう対処すればいいのだろうか。

第10回
このところ、注意したり叱ったりすると傷つきやすい部下に手を焼いて困っているという管理職の悩みが少なくない。「最近の若手はミスを注意しただけで傷つきやすくて困るんだよなあ」といったグチをよく耳にする。みなさんの職場でも、傷つきやすい部下がいて手を焼いていないだろうか。

第5回
これまで、会社によくいる「面倒くさい人」のパターンや背後にある心理メカニズムについて紹介してきました。最終回はどんな人を「面倒くさい」と感じるかについて、著者・榎本博明氏が解き明かします。

第4回
皆さんの職場で、持ち上げないと拗ねる人はいませんか?見え見えのお世辞を言う部下ばかりえこひいきする管理職、いちいち褒めてあげないとふてくされる若手社員……。そんな人たちと関わりたくないと思う人は少なくないでしょう。『かかわると面倒くさい人』の著者・榎本博明氏がそうした人たちの心理背景に迫ります。

第3回
いつも謙虚で遠慮がちなのに、接しているとなぜかイライラしてしまう人、「自分はダメだ」と無能さをアピールする人、何をするにも自信がなく躊躇するために勇気づけてフォローしなければならない人……。あなたはこんな人に悩まされていませんか?『かかわると面倒くさい人』の著者・榎本博明氏がそうした人たちの心理構造を説き明かします。

第2回
会議でやたらと好戦的な人はいませんか?意見を述べたり、提案をしたりする時、相手はスイッチが入って戦闘モードになり、「それはどういう意味ですか?」から始まり、うんざりするほど攻撃的な反論が返ってくる――そんなタイプの人です。『かかわると面倒くさい人』の著者・榎本博明氏はそうした人たちの心理を解き明かします。

第9回
管理職の人たちと話すと、部下に対する不満の話には枚挙にいとまがない。だが上司も、自分たちが部下からどのように見られているかを振り返る時があるだろうか。そこで今回は、部下が上司に対してどんな不満を持っているのか、部下がついていきたくなる上司はそうでない上司と一体どこが違うのかについて考えてみたい。

第1回
経費精算の書類を持って行くと、締切時間に1分でも遅れたら受け付けないという経理担当者。取引先から好感触を得て話を進めると、手順を踏まないと認めないという上司。皆さんはこんな細かな規則にこだわる人に悩まされていませんか?『かかわると面倒くさい人』の著者・榎本博明氏がそうした人たちの心理構造を解剖します。

第8回
「最近の若手は不満が多くて、どう対処したらいいのかわからない」と頭を悩ませている経営者や管理職の方々が少なくない。だが当の若手自身も、不満をどう解消したらいいのかわからず、悩み苦しんでいる。今年も新人を職場に迎える時期になったが、迎える側も迎えられる側も、ぜひ「やりたい仕事」病について知ってほしい。

2020年東京オリンピックでの「おもてなし」に向けて、“英語ファースト”の時代が訪れている。「いまの時代、英会話ぐらいできないと」、「英語は早いうちから学んだ方がいい」と言われるが、『その「英語」が子どもをダメにする』(青春出版社)の著者・榎本博明氏は、そんな思い込みが蔓延する英語“偏重”な教育現場に警鐘を鳴らす。

2020年東京オリンピックでの「おもてなし」に向けて、“英語ファースト”の時代が訪れている。「いまの時代、英会話ぐらいできないと」、「英語は早いうちから学んだ方がいい」と言われるが、『その「英語」が子どもをダメにする』(青春出版社)の著者・榎本博明氏は、そんな思い込みが蔓延する英語“偏重”な教育現場に警鐘を鳴らす。

2020年東京オリンピックでの「おもてなし」に向けて、“英語ファースト”の時代が訪れている。「いまの時代、英会話ぐらいできないと」、「英語は早いうちから学んだ方がいい」と言われるが、『その「英語」が子どもをダメにする』(青春出版社)の著者・榎本博明氏は、そんな思い込みが蔓延する英語“偏重”な教育現場に警鐘を鳴らす。

第7回
「ポジティブな職場づくり」ということがよく言われる。だが、「ポジティブ、ポジティブ」と言いすぎる近頃の風潮はいかがなものか。このところ、「ポジティブの弊害」とも言うべき現象があちこちの職場で見られるようだ。

第6回
ノルマ達成を絶えず意識し、売り上げの数字を上げていく部下。それは何とも頼もしい存在のはずなのだが、目の前の数字にこだわりすぎるのか、どうも伸び悩んでいる感じがしてならない。皆さんの職場でもそんなことはないだろうか。

第5回
仕事ができず初歩的なミスの多い部下が、なぜか自信満々で、いくら注意やアドバイスをしてもなかなか本人の心に染み込んでいかない。つまり「デキない部下の方が自信たっぷりで、デキる部下の方がなぜか謙虚で不安が強い」――そう感じることはないだろうか。実は、そうした声は多くの職場で聞かれる。

第4回
中規模の電気機器メーカーに勤める営業部長は「自分の部署に配属された新人が昨年辞めてしまい、今年の優秀な新人も辞めると言い出した」と嘆く。昨年の失敗を繰り返したくないため、部長は新人に対してどんな策で臨むのだろうか?

第3回
部内で不満が渦巻いているのを感じる管理職は非常に多い。それもそのはずで、どんな職場でも、ほとんどの部下が「自分は正当に評価されていない」といった思いを抱えているからだ。それは、なぜか。

第2回
部下のマネジメントが難しい時代になった。特に多くの管理職が頭を悩ますのが、注意やアドバイスにすぐに反発する部下の扱い方だ。それでも管理職としては部下を戦力になるように育てないといけないので、鍛えることは放棄できない。では部下に注意をしたり、アドバイスをしたりしなければならない局面で、上司はどうすればいいのか。
