黒瀬徹一
7月18日、参議院の定数を6議席増加させる公職選挙法改正案が衆議院本会議で可決成立。今国会の終盤での突然の出来事に、筆者は唖然とした。法案は突如、参議院で提出された。12日に参議院本会議で緊急上程され、可決された。

熊本市議会で緒方夕佳市議が議場に赤ん坊を連れ込むという騒動が起きた。議場には選挙で選ばれた議員以外は入ることができないルール。結局、緒方議員は子どもを預けて一人で出席し、40分遅れて議会は開会した。

衆院選は、自民党が単独過半数を大きく超える圧勝に終わった。当初、注目を集めた小池百合子都知事率いる希望の党の失速、立憲民主党の意外な躍進など、有権者の相違と我々が直面する「国難」とは何か。

希望の党に「排除」された、あるいは合流しなかった議員が「立憲民主党」を設立した。荒れる政局に翻弄された当事者はどんな思いで選挙戦に挑むのか。立憲民主党からの出馬を決めた新人候補者に聞いた。

新党「希望の党」を立ち上げ、永田町に激震を起こしている小池百合子都知事。とどまるところを知らない小池旋風から、選挙の空虚さが浮き彫りになる。

安倍総理が衆院解散を表明するやいなや、小池百合子東京都知事が新党「希望の党」の立ち上げを発表。そして驚くことに、民進党が希望の党への事実上の合流を決めた。現職議員が寄せ集まった新党に、希望はあるのか。

豊田真由子衆議院議員の暴言事件、今井絵理子参議院議員の不倫事件、森友・加計問題や閣僚達の一連の不祥事などで支持率を落とした自民党だが、野党に自民党を倒せるような勢いはない。有権者は、どう選べばよいのか。

8月3日、安倍総理は大幅な内閣改造を行い、「仕事人内閣」と名づけた。「仕事人内閣」はどんな仕事をしてくれるのだろうか。磐石に見えた自公政権の今後はどうなるのか。政局の流れについて考察した。

都議会議員選挙で大敗し、支持率の急降下が止まらない自民党。その大敗の一因が、豊田真由子衆議院議員による秘書へのパワハラスキャンダルだ。今回の事件から得るべき教訓について考察した。

東京都議会議員選挙の結果、小池百合子都知事が率いる「都民ファーストの会」が圧勝し、自由民主党が史上空前の敗北を喫した。この結果を「小池都知事圧勝」という陳腐な言葉で片付けてしまっていいのだろうか。

都議会議選を前に、堀江貴文氏が主宰する「堀江貴文イノベーション大学校」の有志が政党を立ち上げた。その名も「地方議員ゼロの会」。その目的は何か、どんな選挙戦を行うのか、代表を直撃取材した。

小池百合子都知事が「東京大改革」を掲げて挑む東京都議会議員選挙が近づいてきた。都議選で直接戦うのは小池都知事が各選挙区に放つ候補者たち。特に「くのいち」と呼ばれる女性候補者たちは、一体どんな人物なのか。

今年の政局のカギを握るのは、国内では小池百合子東京都知事、世界ではトランプ大統領であることは、明白だろう。だが、この2人は今年どう動き、我々有権者はどういったポイントで政局を判断すればよいのか。

24日、安倍総理は橋下徹元大阪市長・大阪府知事と面会した。現在は一民間人でしかない人物に対して、総理大臣と官房長官が一緒に昼食をとろうとするのは相当に異例なことだ。この会談が意味するものは何なのか。

今回のアメリカ大統領選挙では、メディアや有識者の予想がまったくアテにならないということを痛感した。我々現代人はメディアとどう付き合っていけばいいのか。

10月23日、東京と福岡で2つの衆議院議員補欠選挙が行われ、両方とも自民党の勝利に終わった。その一方で、国会では、来年1月にも衆議院解散の可能性がささやかれている。その背景と真意とは。

民進党の代表選が行われ、蓮舫氏が選出された。蓮舫氏の勝因は何か。なぜ、民進党はこれほど人気がないのか。これから蓮舫新代表はどうすべきか。蓮舫氏と民進党が今後、直面する現状と課題をレポートする。
