角南 丈
新型コロナウイルスによる外出自粛ムードが続いている。オンライン飲み会の流行をはじめライフスタイルの変化や、経済悪化による消費減少などの影響を真正面から受け続けているのが「居酒屋」業界だ。今年4月に帝国データバンクが発表した調査結果によれば、ワタミの売上高は前年同月比91.9%減、鳥貴族は96.2%減。さらにメディアで報じられることは少ないが、個人経営の居酒屋も壊滅的ダメージを受けているという。コロナの感染第2波に彼らは耐えられるのか。都内で小規模居酒屋を営む2人の店主にその惨状を聞いた。

糖尿病は世間の認知度が高い病気だが、「病名は聞いたことがあるけれど、実はよく知らない……」という人は意外に多い。糖尿病は自覚症状が表れにくく、気付いたら発症していたというケースも珍しくない。そのため、ある日突然医師から宣告され、「まさか自分が…」と嘆く暇もなく、そこで初めて糖尿病が“不治の病”であることを知る人も多いのだ。糖尿病の予防や闘病生活が成功するかどうかは、家族がどれだけフォローできるかにかかっているという。

電車内は人間性があらわになりやすい場だ。たとえばかたくなにドア付近に陣取り、乗降客がいても一切どこうとしない迷惑な人を見かけることがある。しかし、仕事ができるビジネスパーソンはそんなことはしない。奥に詰めることが“合理的”であると知っているからだ。彼らの違いを、カウンセリングサービス所属の心理カウンセラー・桑野量氏に聞いた。

建設工事で出る「残土」が、山や道路沿いなどに大量に捨てられ、あちこちでトラブルになっている。残土は産業廃棄物と異なり明確な規制がなく、大手ゼネコンや下請け事業者も「うちは関係ない」と無視を決め込んでいるという。残土ビジネスのカラクリを、桜美林大学の藤倉まなみ教授に聞いた。

ツイッターやインスタグラムなどのSNSには「リツイート」という便利機能がある。「Re(=再び)ツイート」する、つまり他人のツイートを自分のアカウントから“再”発信する機能のことだ。これによって誰でも手軽に情報を拡散できるようになった。しかし、このリツイートをしただけで「名誉毀損」などで訴えられるリスクがあることをご存じだろうか。新都心法律事務所の野島梨恵弁護士に話を聞いた。

この人、コンサルっぽい仕事しているみたいだけど、なんかあやしい…。そういった人の中には、なぜか肩書に「コーチング」と書かれていることがしばしばある。かつて自己啓発セミナーや教材に600万円以上もつぎ込んだ経験から『「自己啓発」は私を啓発しない 』(マイナビ新書)を上梓し、現在は人材コンサルタント会社・ネクストスタンダードの代表取締役を務める齊藤正明氏が、コーチングビジネスの闇を暴く。

自治会って何で必要なの――? 近年、報じられる自治会関連のニュースといえば、「自治会費を払う義務がないのに、家賃から強制徴収されている」「自治会に入らないと集積所にゴミ出しを許可されない」などネガティブな内容が多い。しかし、本当に自治会は必要ないのだろうか。合同会社フォーティR&C代表で地域活性化・まちづくりコンサルタントの水津陽子氏に聞いた。
