今岡由季恵
怪談師がアイドル化して熱狂的なファンが課金…いつの間にか「怪談ブーム」が起きていた!
ここ数年「怪談ブーム」といわれて久しい。「怪談師」という肩書で活躍するプロが登場し、彼ら・彼女らが登場する怪談ライブや怪談バーには、その語りを求めて人が集う。さらに有料コンテンツやグッズ課金など、音楽や演劇と同じように熱狂するファンの存在がそこにはある。いつの時代もその時代に応じた形で怪談は身近にあったが、現代のこの現象は本当に「ブーム」なのだろうか?

「私はINTJ」「ENTPと相性が…」若者が話題にする4文字のアレ…「MBTI」って何?調べてみて考え込んだ
2023年、若い世代が頻繁に話題にしていた性格診断がある。「私はENTPです」「INFPです」などというように、アルファベット4文字で自分がどんな人間かを表す、というものだ。SNSのプロフィル欄に書かれるなど、その世代の間では共通言語のように浸透している一方、「40代以上は知らない」と言われていることに、筆者は正直少しモヤモヤが残る。そしてこの性格診断のブームについて調べ、関連する2つの団体へ取材する中で、筆者は意外な事実と、ブームに潜む闇を知ってしまった。

大阪万博後に開業「なにわ筋線」が関西を変える!?新路線の経済効果を全方位分析
プロ野球日本シリーズ・関西ダービーからのタイガース日本一、インバウンドの回復などで、どことなく浮かれていて落ち着かないような、2023年年の瀬の大阪。大阪といえば2025年に開催予定の万博の動向に話題が集まる。しかし8年後の2031年に開業が予定されている鉄道の新路線「なにわ筋線」は、一般にはまだあまり知られていない。大阪のみならず関西、西日本の人流を大きく変えるかもしれない新路線が、どこを走り、どのような可能性を秘めているのかを解説する。

口下手でもすぐに人とつながれる「ボドゲカフェ」、新しくてアナログな魅力
立場や世代を超えて、多様な人とのコミュニケーションを図りたい。そう思っているビジネスパーソンは多いだろう。最近、その選択肢の1つとして注目を集めているのが「ボードゲームカフェ」。画面の中で展開するデジタルゲームがどんどんリッチにハイエンド化する裏で、アナログゲームがじわじわと支持を広げている。若年層だけでなく、多様な世代を受け入れる「ボードゲームカフェ」の魅力に迫る。

妻がスマホで読む「コミックエッセイ」が、夫婦仲を取り持つ理由
あなたは妻がスマホで何を見ているか知っているだろうか。昭和の女性向けコンテンツといえば、昼間のワイドショーやゴシップ記事の女性週刊誌。平成は女性タレントなどのブログだったかもしれない。しかし、いま彼女たちの自由時間を奪っているのが「コミックエッセイ」だ。現代の女性の本音を代弁し、2000年以降急速に浸透した「コミックエッセイ」について時代背景や読者に支持されるポイントを解説する。妻がハマっている場合、夫が取るべき行動とは?

「ビルボードって何だ?」オリコン世代が知る由もない今どき音楽シーン
近年、日本の音楽が活況を呈している。億単位の再生回数記録、国際チャートへのランクインなど、新世代アーティストの活躍が目覚ましい。音楽を聴くスタイルもサブスクサービスが主流となり、いまやヒット曲の指標は「ビルボード・ジャパン」が最も大きな影響力を持っている。CD全盛の青春時代を過ごした中高年世代にとっては、「ヒット曲=オリコンチャート」だったが、音楽シーンを取り巻く状況は様変わりしている。ビルボード・ジャパンとは何なのか、どこに信頼を得たポイントがあるのかを解説する。
