ロバート・ホワイティング

作家兼ジャーナリスト

1942年、米国ニュージャージー州生まれ。大学在学中、合衆国空軍に入隊して来日。除隊後は上智大学で政治学を専攻した。出版社勤務などを経て、日米の文化をテーマとした執筆活動を開始。77年に『菊とバット』(サイマル出版会、早川書房)、90年に『和をもって日本となす』(KADOKOKAWA、角川書店、角川文庫)がベストセラーとなる。ほかの著書に『東京アウトサイダーズ』(KADOKOKAWA、角川文庫)、『サクラと星条旗』『イチロー革命』(早川書房)などがある。

「絶対ネコババしていない」マウントゴックス元CEOの訴えと、米国当局が特定した「大量のビットコイン」の行き先
ロバート・ホワイティング,松井みどり
2014年、ビットコイン取引所マウントゴックス社の機密データ保管庫から480億円相当もの大金が消える事件が発生した。警視庁サイバー犯罪課の捜査によって、同社を経営するマルク・カルプレスが逮捕されるも、「自分こそがハッキング犯罪の犠牲者」と主張。これがアメリカ国税庁によって真実だと証明されると、日本の警視庁はなぜか犯人逮捕の協力要請を拒むのだった──。本稿は、ロバート・ホワイティング著、松井みどり訳『新東京アウトサイダーズ』(角川新書)の一部を抜粋・編集したものです。
「絶対ネコババしていない」マウントゴックス元CEOの訴えと、米国当局が特定した「大量のビットコイン」の行き先
天才詐欺師「ミスターT」が手を染めた、日米関係史上もっともカラフルな犯罪とは?
ロバート・ホワイティング,松井みどり
戦後混乱期のニッポンに、天才的な七変化ぶりの“ガイジン詐欺師”がいたことをご存知だろうか。車販売で儲けると、タクシー事業でビジネス・パートナーをだまして大金を持ち逃げ。その後、六本木でニセ医者「ドクターT」、代々木で英語学校の校長「プロフェッサーT」と名乗り、巧妙な話術で人を欺き続けたという。荒唐無稽で豪快な「ミスターT」伝説に刮目されたし。本稿は、ロバート・ホワイティング著、松井みどり訳『新東京アウトサイダーズ』(角川新書)の一部を抜粋・編集したものです。
天才詐欺師「ミスターT」が手を染めた、日米関係史上もっともカラフルな犯罪とは?
立川空軍基地は「詐欺師の実験台」だった!日本人が知らない異端児たちの戦後史
ロバート・ホワイティング,松井みどり
戦後日本は、詐欺師にとってはまさに天国。かつて世界最大の米軍基地だった「立川空軍基地」(現・立川飛行場)は、外国人野心家の登竜門だった。娯楽施設の揃った町を形成し、詐欺師が暗躍。合言葉は「まずアメリカ人をだましてみろ。日本人を“料理”して、たんまり儲けるのはそのあとだ」──本稿は、ロバート・ホワイティング著、松井みどり訳『新東京アウトサイダーズ』(角川新書)の一部を抜粋・編集したものです。
立川空軍基地は「詐欺師の実験台」だった!日本人が知らない異端児たちの戦後史
「東京のマフィア・ボス」が北海道の養豚ビジネスで直面した新参者排除の驚くべき企業支配
ロバート・ホワイティング,松井みどり
1954年に東京初のピザ屋「ニコラス」を創業したニコラ・ザペッティは、1980年代のバブルに浮かれる周囲から距離を置こうと、北海道の養豚ビジネスに乗り出す。ニューヨークの底辺育ちで、ワルに囲まれて生きてきたザペッティ。日本に新天地を求めてやってきた彼が北の国で見たものは、精肉処理システムを支配する巨大企業のえげつないやり口だった。※本稿は、ロバート・ホワイティング著、松井みどり訳『東京アンダーワールド』(KADOKAWA)の一部を抜粋・編集したものです。
「東京のマフィア・ボス」が北海道の養豚ビジネスで直面した新参者排除の驚くべき企業支配
ロッキード事件やダグラス・グラマン事件の温床に!?超高級クラブ「赤坂コパカバナ」の華麗なる地下人脈
ロバート・ホワイティング,松井みどり
敗戦により航空機産業を奪われた日本は、軍用機も民間機もアメリカから輸入するしかなかった。そのマーケットをつかむべく、アメリカ航空産業各社が派遣した実力幹部のたまり場だったのが、赤坂の「コパカバナ」だ。アラブの国王やスカルノ大統領も通い、デヴィ夫人も在籍していたという超高級クラブに集まる紳士たちの「仕事ぶり」を追った。※本稿は、ロバート・ホワイティング著、松井みどり訳『東京アンダーワールド』(KADOKAWA)の一部を抜粋・編集したものです。
ロッキード事件やダグラス・グラマン事件の温床に!?超高級クラブ「赤坂コパカバナ」の華麗なる地下人脈
立川の米軍基地付近にフライフィッシング場を作ったら、トラブルや犯罪が目に見えて減ったワケ
ロバート・ホワイティング,松井みどり
トマス・ブレークモアは、1915年にオクラホマで生まれ、戦前の東京帝大に留学、戦後はGHQのスタッフとして日本再建に汗をかき、1950年に法律事務所を開設した。1994年に彼が亡くなってもなお、その名を冠した事務所(東京・霞が関)では多くの弁護士たちが活動を続けている。だが、そんな知日派のブレークモアは、日本への進出を計画するクライアントに、その難しさを強く警告していたという。※本稿は、ロバート・ホワイティング著、松井みどり訳『東京アンダーワールド』(KADOKAWA)の一部を抜粋・編集したものです。
立川の米軍基地付近にフライフィッシング場を作ったら、トラブルや犯罪が目に見えて減ったワケ
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