北島幸司 航空ジャーナリスト きたじま・こうじ/世界の航空や旅行業界の現場を取材し、その内容をわかりやすく伝える航空ジャーナリスト。日系、外資エアライン計4社で35年以上勤務し、旅客、貨物業務を空港と営業のフィールドでオールマイティに業務経験を持つ。ビジネス+ITで「北島幸司の航空業界トレンド」などWEB寄稿するほか、You Tubeチャンネル「そらオヤジ組」を開設している。事業サイト「Avian Wing」を展開し、航空関連企業の顧問も引き受けている。航空ジャーナリスト協会に所属。 “飛行機のBYD”になれる?中国産旅客機がボーイングとエアバスの牙城を崩す日は来るのか【専門家が解説】 北島幸司 中国の新興自動車メーカーBYDがEV(電気自動車)で世界を席巻したように、航空機でも中国産旅客機「COMAC」が台頭し始めている。日本の航空機製造は三菱スペースジェットを断念した一方、COMACは米ボーイングと仏エアバスの牙城を崩そうとしている。日本の航空ファンは、中国機の動向を注視するしかないのか。本稿では、COMACの戦略と実績、将来性を追う。 2025年10月17日 6:00