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2018年6月9日公開(2018年6月9日更新)
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ザイ編集部

「トンチン保険」は“長生き時代”の不安を解消できる
救世主になるのか? 長生きするほど受取額が増える
「トンチン保険」のメリット・デメリットを解説!

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長生きするほどお得になる「トンチン保険」とは? いま注目の「トンチン保険」のメリットとデメリットを解説!

「人生100年時代」といわれる現在。長生きは喜ばしいことだが、長い老後をサポートしてくれる「保険」の入り方で、頭を悩ませている人も多いだろう。そこで、発売中のダイヤモンド・ザイ7月号では「60歳からの保険入門!」を特集。60歳からの保険の入り方を、プロに解説してもらっている。

今回は、特集内から「人生100年時代に注目のトンチン保険」と題した記事を抜粋。長生き時代に備える保険として脚光を浴びるトンチン保険の仕組みや、メリット・デメリットを紹介するので、参考にしてみてほしい。

2016年以降、複数の保険会社がトンチン保険を発売!

トンチン保険は長生き時代に備える保険

 「トンチン保険」をご存じだろうか? 長生き時代に備える保険として、最近人気が上昇中だ。ちなみに、トンチンというユニークな名称は、この仕組みの原型を考えたイタリアの銀行家の名前に由来している。

 2017年の4月に標準利率の改定があり、貯蓄性の高い個人年金型の保険の多くが販売停止になった。その一方で「人生100年時代」ともいわれる長生きの時代になってきて、生涯を通じて受け取れる年金型保険を求める人は増えている。

 トンチン保険はそんなところに登場して、大きな話題を呼んだ。今までの個人年金との違いは、受取上限なしの年金にある。受取開始年齢までの解約返戻金を低く抑えることで、長生きすれば年金の受取額が支払額を上回るしくみを作っている。

 2016年に日本生命が「グランエイジ」を発売してから、2017年3月に第一生命が「ながいき物語」で参入。次に太陽生命がトンチン保険と介護保険をセットにできる「100歳時代年金」を発表した。かんぽ生命の「長寿のしあわせ」は、20年間の最低保証期間を設けているのが特徴。現在はこの4社の他、外貨建てのトンチン保険を取り扱う会社などもある。

「損益分岐年齢」が平均寿命より高めに設定されている!

 ただ、トンチン保険には一つ大きなネックがある。

 「払い込んだ金額を回収できる損益分岐年齢が90歳前後と、平均寿命より高く設定されています」(なごみFP事務所・竹下さくらさん)

 厚生労働省によると、日本人の平均寿命は男性で80.98歳、女性で87.14歳。90歳まで生きる人の割合は男性で25.6%、女性で49.9%。男性の4分の1、女性の2分の1の確率を生き抜いて、損益分岐年齢以上まで生き残った者だけが、長い期間にわたって年金を受け取れてお得になるという、まさに人生勝ち抜きレース式の保険なのだ。それでも、女性を中心に加入者はじわじわと伸び続けている。

 仮に、トンチン保険に60歳から加入した場合、年金の受取開始を70歳、月々5万円で算出してみると、どの商品も月額保険料が10万~13万円程度と高額になってしまう。日本生命によると、60歳で加入する場合、満期の保険金や退職金を使って全額一括払いするケースも増えているという。

 「長生きの時代になって、なんとなく老後の資金が不安という方も増えています。余裕があれば、老後資金の予算取りという意味で加入しておくのも一つの方法だと思います」(竹下さん)

 日本人の平均寿命が延び、長生きリスクが高まる今後、さらに発展していきそうな保険だ。

(※関連記事はコチラ!)
⇒60歳になっても「保険」は必要なのか? 死亡保障の減額、医療特約の終了、新加入時の保険金の上昇など60歳以上が抱える「保険の悩み」をマンガで紹介!

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ダイヤモンド・ザイ7月号

 今回は、発売中のダイヤモンド・ザイ7月号の特集「60歳からの保険入門!」から、トンチン保険の記事を抜粋した。特集では、60歳前後の保険に関するよくあるお悩みや、がん・医療費などに対策する具体的な方法、保険選びのコツを紹介しているので、保険でお悩みの人は参考にしてみてほしい。

 また、ダイヤモンド・ザイ7月号は「これから10倍になる株」を大特集! 株価10倍を狙える「上場直後の若い株」や、注目度の低い「不人気の優良成長株」、スゴ腕ファンドマネージャーが伝授する成功投資家が伝授する「10倍株の見つけ方」も掲載している。ほかにも「最新決算でわかった本命株24」「米国5大IT株は今こそ買い!」「今年最大の注目IPO、メルカリを大研究!」「iDeCoの初期設定が投資信託での運用に!」など、今月もお得な情報が盛りだくさん。

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