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2016年3月30日公開(2016年3月30日更新)
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ザイ編集部

郵政3社の株価でもっとも割安なのはどの銘柄?
理論株価から見て80%以上割安なヤフーを筆頭に
日立やトヨタ、メガバンクなど驚きの割安度も公開!

ダイヤモンド・ザイでは、3カ月に1度、全上場銘柄の理論株価を誌上で公表している。理論株価と株価を比べることで割安度や割高度が一目でわかることで、読者の人気も高い。今発売中のダイヤモンド・ザイ5月号には、最新の全上場3601銘柄の最新理論株価が掲載されている。その中でも最も気になるのは、やはり、トヨタ自動車やNTTドコモ、ソフトバンクグループのような、誰もが気になる著名銘柄の割安度。そこで今回は、時価総額が1兆円以上の109社の割安度、割高度を調べてみた。その中には、昨年11月に上場した郵政3社(日本郵政、ゆうちょ銀行、かんぽ生命保険)もすべて入っている。3社の中で最も割安なのは、果たして…。

今はヤフーやメガバンク3行など
50%以上割安な株がゴロゴロ!

 株は割安な時に買って値上がりしたら売るのが基本。ただ、その割安の判断が難しい。そこで役に立つのが、ダイヤモンド・ザイが3カ月ごとに発表している理論株価だ。現在の株価が理論株価より安ければ割安、現在の株価が理論株価より高ければ割高で、非常にカンタンに割安な株を発見する目安となる。

 ザイはすべての上場企業の理論株価を掲載しているが、やはり関心が高いのは、トヨタ自動車(7203)NTT(9432)三菱UFJフィナンシャルグループ(8306)といった、日本や世界を代表する銘柄だ。こうした株は時価総額(株価×発行済み株数)で数兆円、数十兆円になる。ちなみに、現在、時価総額トップは先述のトヨタで20兆2700億円だ。

 3月3日現在、時価総額が1兆円以上となるのは109社。このうち、理論株価との割安度・割高度を調べてみたら、109社中61社が割安と判定された。その中でも割安度が大きい10銘柄は下記の通り。

◆割安度が高い大型株ベスト10
  銘柄名(コード) 株価(3/3) 理論株価 割安度 最新株価
1位 ヤフー(4689) 469円 3012円 84%
ヤフー(4689)(SBI証券のチャート画面へ遷移します)
2位 みずほFG(8411) 184.8円 574円 68%
みずほFG(8411)(SBI証券のチャート画面へ遷移します)
3位 三井住友FG(8316) 3604円 1万659円 66%
三井住友FG(8316)(SBI証券のチャート画面へ遷移します)
4位 三菱UFJ FG(8306) 551.3円 1588円 65%
三菱UFJ FG(SBI証券のチャート画面へ遷移します)
5位 三井住友トラストHD(8309) 361.2円 972円 63%
三井住友トラストHD(8309)(SBI証券のチャート画面へ遷移します)
6位 日本郵政(6178) 1510円 4050円 63%
日本郵政(6178)(SBI証券のチャート画面へ遷移します)
7位 国際石油帝石(1605)
909.2円 2362円 62%
国際石油帝石(1605)(SBI証券のチャート画面へ遷移します)
8位 日立製作所(6501) 507.2円 1312円 61%
日立製作所(6501)(SBI証券のチャート画面へ遷移します)
9位 第一生命(8750) 1491.5円 3761円 60%
第一生命(8750)(SBI証券のチャート画面へ遷移します)
10位 丸紅(8002) 598.6円 1448円 59%
丸紅(8002)(SBI証券のチャート画面へ遷移します)

 

 理論株価的に最も割安だったのは、時価総額が2兆7000億円のヤフー(4689)アスクル(2678)の連結子会社化や一休の買収で従来の業績予想が上方修正された結果、理論株価は前回(16年2月号)より11%上昇している。

 以下、みずほフィナンシャルグループ(8411)三井住友フィナンシャルグループ(8316)三菱UFJフィナンシャルグループ(8306)のメガバンク3行、三井住友トラスト・ホールディングス(8309)と、金融系が上位を占めた。

日本郵政(6178)も6位にランクインしている。ちなみに、ゆうちょ銀行(7182)は11位で理論株価に比べて56%割安、かんぽ生命(7181)は37位で33%割安だった。

 では、時価総額が大きい10銘柄の割安度はどうか?

◆時価総額が大きい10銘柄の対理論株価の割安度
  銘柄名(コード) 株価(3/3) 理論株価 割安度 最新株価
1位 トヨタ自動車(7203) 6178円 9468円 35%割安
トヨタ自動車(7203)(SBI証券のチャート画面へ遷移します)
2位 NTTドコモ(9437) 2681.5円 2662円 1%割高
NTTドコモ(9437)(SBI証券のチャート画面へ遷移します)
3位 NTT(9432) 4888円 8811円 45%割安
NTT(9432)(SBI証券のチャート画面へ遷移します)
4位 JT(2914) 4794円 2031円 136%割高
JT(2914)(SBI証券のチャート画面へ遷移します)
5位 KDDI(9433) 3018円 2744円 10%割高
KDDI(9433)(SBI証券のチャート画面へ遷移します)
6位 三菱UFJ FG(8306) 551.3円 1588円 65%割安
三菱UFJ FG(8306)(SBI証券のチャート画面へ遷移します)
7位 ソフトバンクグループ(9984) 5859円 8983円 35%割高
ソフトバンクグループ(9984)(SBI証券のチャート画面へ遷移します)
8位 日本郵政(6178) 1510円 4050円 63%割安
日本郵政(6178)(SBI証券のチャート画面へ遷移します)
9位 ゆうちょ銀行(7182) 1306円 2964円 56%割安
ゆうちょ銀行(7182)(SBI証券のチャート画面へ遷移します)
10位 ホンダ(7267) 3176円 6265円 49%割安
ホンダ(7267)(SBI証券のチャート画面へ遷移します)

 

 時価総額トップのトヨタ自動車(7203)が35%割安だったのをはじめ、10銘柄中7銘柄が割安と判定された。割高と判定されたのは、NTTドコモ(9437)JT(2914)KDDI(9433)の3銘柄だけだった。日本を代表するような超大型株でも割安な銘柄はたくさんあるというわけだ。

 最後に理論株価の算出方法を紹介しよう。理論株価はその株の成長価値(予想1株益に将来の想定成長率を掛けて算出)と利益価値(予想1株益に 将来利益の織り込み年数を掛けて算出)、そして資産価値(直近の1株純資産)を合計したもの。つまり、業績と財務のデータから算出している。

 ところで、今発売中のダイヤモンド・ザイ5月号(表紙は土屋太鳳さん)には、「買っていい×買ってはいけない!人気の500株激辛診断」が載っている。今回紹介した理論株価のほか、オススメの高配当株や株主優待株、そして10万円株などが満載だ。さらに、過去15年間を検証してわかった「日本株の正しい儲け方」や、「ゆうちょ銀&都銀ほか銀行株67の配当狙い○×判定」も。気になる情報満載のダイヤモンド・ザイ5月号もぜひチェックしてほしい。2016年度版のふるさと納税の特産品ベスト216の付録も付いている。
 

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