株主優待【新設・変更・廃止】最新ニュース[2017年]
2016年4月14日 ザイ・オンライン編集部

日本毛織(ニッケ)、株主優待を変更!
株主優待の内容に「QUOカード」が追加されて
回数も5月と11月の年2回となり、大幅改善!

 株式会社日本毛織が株主優待の内容を変更すると2016年4月12日に発表した。従来の株主優待に加えて、100株以上の株主には新たに「QUOカード」がもらえることになったので、今後は注目度が増えそうだ。

■日本毛織
業種 コード 市場 権利確定月
繊維製品 3201 東証1部 5月/11月
株価(終値) 単元株数 最低投資金額 配当利回り
799円 100株 7万9900円 2.50%
※株価などのデータは2016年4月14日時点。最新のデータは上のボタンをクリックして確認してください。

 

日本毛織は老舗のウール総合メーカー。日本毛織の株主優待カタログは紳士・婦人用秋冬ニット、寝装品・食料品などを取り揃える。

日本毛織の株主優待は従来年1回で、「1株以上保有する株主には株主優待カタログによる特別価格販売。1000株以上の株主には、保有株数に応じて株主優待カタログで利用できる株主優待割引券」という内容だった。

 だが、今後は5月と11月の年2回実施に変更。5月に関しては「1株以上保有する株主には、株主優待カタログによる特別価格販売。100株以上999株以下保有する株主には500円分のQUOカード贈呈。1000株以上保有する株主には、株数に応じて株主優待カタログで利用できる株主優待券、及び500円分のQUOカード贈呈」という内容に変更される。

 また、11月に新設される株主優待は「100株以上保有する全株主に500円分のQUOカード贈呈」となる。

 この株主優待の変更は、2016年5月31日時点の株主名簿に記載または記録された株主から適用される。

日本毛織の株主優待制度の変更前と変更後

(変更前)
 基準日  所有株式数  株主優待内容
 5月末  1株以上  株主優待カタログによる特別価格販売
 1000株以上
 4999株以下
 株主優待カタログで利用できる株主優待券を
 3000円分贈呈
 5000株以上
 9999株以下
 株主優待カタログで利用できる株主優待券を
 5000円分贈呈
 1万株以上  株主優待カタログで利用できる株主優待券を
 1万円分贈呈

 

(変更後)
 基準日  所有株式数  株主優待内容
 5月末  1株以上  株主優待カタログによる特別価格販売
 100株以上
 999株以下
 QUOカード500円分贈呈
 1000株以上
 4999株以下
 ◆株主優待カタログで利用できる株主優待券を
  3000円分贈呈
 ◆QUOカード500円分贈呈
 5000株以上
 9999株以下
 ◆株主優待カタログで利用できる株主優待券を
  5000円分贈呈
 ◆QUOカード500円分贈呈
 1万株以上  ◆株主優待カタログで利用できる株主優待券を
  1万円分贈呈
 ◆QUOカード500円分贈呈
 11月末  100株以上  QUOカード500円分贈呈

日本毛織の株主優待の利回りはどうなる?

日本毛織の2016年4月14日時点の株価(終値)は473円なので、変更後の株主優待利回りは以下のようになる。

【変更前】
(1000株の場合)
投資金額:1000株×799円=79万9000円
優待割引:3000円
株主優待利回り=3000円÷79万9000円×100=0.38%

(5000株の場合)
投資金額:5000株×799円=399万5000円
優待割引:5000円
株主優待利回り=5000円÷399万5000円×100=0.13%

(1万株の場合)
投資金額:10000株×799円=799万円
優待割引:1万円
株主優待利回り=1万円÷799万円×100=0.13%

【変更後】
(100株の場合)
QUOカード2枚:1000円
株主優待利回り=1000円÷7万9900円×100=1.25%

(1000株の場合)
投資金額:1000株×799円=79万9000円
優待割引+QUOカード2枚:4000円
株主優待利回り=4000円÷79万9000円×100=0.50%

(5000株の場合)
投資金額:5000株×799円=399万5000円
優待割引+QUOカード2枚:6000円
株主優待利回り=6000円÷399万5000円×100=0.15%

(1万株の場合)
投資金額:10000株×799円=799万円
優待割引+QUOカード2枚:1万1000円
株主優待利回り=1万1000円÷799万円×100=0.14%

日本毛織の制度変更で最も特徴的なのは、前述のように、株主優待が5月と11月の年2回実施に変更された点。また、これまで“株主優待カタログによる特別価格販売”のみだった「100株以上999株以下」の株主に対し、QUOカード1000円分(年2回で500円分を2枚)の贈呈が新設された点も注目すべきだろう。

 これにより、仮に100株保有していた人が、カタログによる特別価格販売を利用しなかったとしても、1.25%の株主優待利回りは享受できる(1000円÷7万9900円×100で計算)。

 1000株以上保有する株主への優待内容は、これまで通りカタログで利用できる株主優待券が継続されるが、加えて全株主に500円分のQUOカードも追加で年2回贈呈されることになった。株主優待利回りとしては大きな変動はない形だが、使い勝手のよいQUOカードを年2回ももらえるのは便利だ。QUOカードがもらえる株主優待銘柄は人気化する傾向にあるので今後は株価にも影響がありそうだ。

 なお、日本毛織は1896年創業のウールの総合メーカー。商業施設の賃貸も収益の柱となっているほか、テニスなどのスポーツ関連事業、売電なども手掛ける。業績は部門ごとに多少の差はあるものの、全体として見ると堅調。

■日本毛織
業種 コード 市場 権利確定月
繊維製品 3201 東証1部 5月/11月
株価(終値) 単元株数 最低投資金額 配当利回り
799円 100株 7万9900円 2.50%
※株価などのデータは2016年4月14日時点。最新のデータは上のボタンをクリックして確認してください。