バッテリー切れ、文字の読みやすさ…
紙と電子機器を併用する理由

 さて、紙と電子機器を併用している人に、併用している理由を聞いたところ、紙をメインとする人の場合、1位は「電子機器のみではバッテリー切れ、水漏れなどによるデータの破損が心配だから」というもの。全体で約半数の人が理由に挙げている。

 そう、電池切れ。私はグーグルカレンダーを使っているので、データが破損する心配はないが、スマホの電源が切れたら閲覧できないのに変わりはない。最近はモバイルバッテリーを持ち歩くようにしているが、忘れてしまったときに電池が切れかけることもあり、初めて訪れる取材先なんかは、その場所も予定と一緒に書き込んでいたりするので、「バッテリー頑張れ、酷使に負けるな」とヒヤヒヤすることもある。

 そして面白いのが電子機器を主に利用し、紙を併用している理由だ。1位になった理由が男女で全然違う。男性の場合、41.6%が「手書きは後で読み返すと、わからない場合があるから」と回答した。割合にして女性の2倍以上。私も字がきれいではないので、これも非常によくわかる。実際、「〆切」という文字が読めなかったことがある。ライターにとっては死活問題だ。せめて丁寧に書けばいいじゃないかという意見もあるだろうが、出先で電話に出て予定を書き込むときなどは机代わりになるものがないことのほうが多いので、仕方ないのです(誰に対する言い訳だ)。

 そんなわけで、紙を使う理由も、電子機器を使う理由も、どちらも共感できる調査結果だった。2週間ほど前にiPhone7が発売され、アップルマニアの間での「なんだよ、全然よくないじゃないか」なんて前評判を覆し、販売は好調のようだが、スマホが進化しても、まだまだ紙の手帳はなくなりそうにない。今年もどの手帳を買うか、無駄に悩むことになりそうだ。