適切な動詞を使い分けると一文は短くても伝わる

『ちゃんと伝わる英語が身につく101動詞』では、多くの日本人が「知っているはずなのに、使いこなせない」動詞を身につけやすいように次の5つのアプローチで紹介されています。
・「使える意味」で覚え直す
・似ている単語を使い分ける
・超頻出フレーズを丸暗記する
・初級動詞と中級動詞を使い分ける
・「日本人が知らない意味」を知る

 中でも初級動詞(やや未熟に見える表現)と中級動詞(大人っぽい表現)は、ワンランク上の英語表現を習得したいビジネスパーソンにとって必要な項目。「この件について話し合いましょう」は、“Let's talk about this issue.”でも意味は伝わりますが、“Let's discuss this issue.”とdiscussを使うことで、「真剣な話し合いをしましょう」といった意味を含む表現となります。

 本書で紹介される動詞は、その言葉が持つ意味やよく似ているけれど使い方で意味合いが変わる表現なども一緒に説明。そのまま使えるフレーズや例文も多く、「なんとか英語で話すことはできるけれど、もう少し上を目指したい」方は是非、この本で一流のビジネスパーソンが使う動詞を鍛えてみてください。

 ビジネスパーソンに必要な英語を30日で習得するというテーマで、一流の英語の身につけ方をお伝えしました。次回はどうすればより効率的な学び方を学べるか、お伝えしたいと思います。