これだけ多くの糖質を水に溶かしただけでは甘くて飲めません。しかし、エナジードリンクやフレーバーウォーターなどの清涼飲料水は、クエン酸や酸味料などを加えることで甘さが和らぎスッキリと飲みやすくしてあります。水に溶けている糖質は吸収が早いため血糖値が上昇しやすく、それを頻繁に口にすることで血糖値のコントロールが乱れやすくなります。

糖質過多は生活習慣病のもと
一日の糖質はティースプーン5杯分くらいが理想

 糖分を多く含む飲料の飲み過ぎは、肥満だけではなく生活習慣病への影響が心配されます。カロリーオーバーにつながり体脂肪が蓄積されやすくなり、中性脂肪の値が上昇しがちです。

 世界保健機関(WHO)は、成人の一日の糖質摂取量の目安を25gとしています。これはティースプーン5杯分くらいなので、エナジードリンクや清涼飲料水を1本飲めば軽く超えてしまいます。糖質は飲料以外にもお菓子や調味料にも含まれているので、飲み物だけでもノンシュガー習慣にすると一日の糖質摂取量を抑えることができます。

飲み物を水やお茶に変えるだけで
ダイエットにつながる

 ここで、エナジードリンク以外の飲料に含まれる糖質の参考値を示します。

 毎日何気なく口にしている飲料ですが、例えば表のように、朝食に野菜ジュース1本と缶コーヒー1本、昼食にオレンジジュースを1杯、夕方までにエナジードリンク1本、スポーツドリンクを1本飲んだとしましょう。これだけで一日の合計カロリーは443kcal、糖質はなんと103gにもなります。

 よくダイエットのために缶コーヒーを微糖にして安心している方がいます。しかし、微糖でも一日に何本も飲めば糖質の摂り過ぎにつながります。実際に食事カウンセリングでも一日の飲料をノンシュガーの水やお茶に変えるだけでもダイエットに成功する方が多いのも現実です。