完治まで根気が必要、予防も難しい

 水虫の治療方法は簡単だが根治は難しい。市販のよい薬もあるから、軽い水虫なら症状と薬のマッチングを誤らなければ症状は治まるし、見た目もきれいになる。やっかいな角質増殖型も通院と服薬で治る。ただし多くの人が症状が治まった時点で治療をやめてしまうので、再発を繰り返すことになる。症状がなくとも白癬菌はまだそこにいると考え、長めの治療を心がけることが大切だ。

 民間療法には注意が必要だが、昔から伝えられる「患部を酢にひたす」方法はどうやら効くようだ。というのも著者の複数の知人がその方法で水虫を治したからだ。その一人はボロボロ系(おそらく趾間の乾燥型)の水虫を「竹酢液」によって治したという。具体的には指のある靴下を履いて、竹酢液で満たしたビニール袋に数時間つける作業を1週間続けたとこと、一通り皮がむけて症状が治まり、再発することはなかった。ただし短期間とはいえ時間と根気のいることには変わりない。

 予防法も簡単で難しい。「足を極力蒸らさない」「足を毎日洗う」「バスマットやスリッパを共用にしない」これだけでかなりの予防が可能だ。ただし通気性のよい靴をはいても結局足は蒸れるものだし、バスマットやスリッパの共用はかなり一般的なものだ。それが国民の25%が水虫患者という数字に表れているのだろう。感染する病気であることが周知されていない、あるいは軽視されていることも一因かもしれない。

(工藤 渉)

参考URL:

湧永製薬 水虫の季節 予防と治療のポイント
http://www.wakunaga.co.jp/health/month/post_16.html

ロート製薬 女性と水虫
http://jp.rohto.com/learn-more/skin-trouble/column/tinea-woman/

e治験.com 爪白癬とは
http://e-chiken.com/shikkan/hihu/tumehakusen/