国内トップで年収約2億円
海外雄飛で一ケタアップ!

 日本の各プロスポーツの賞金を調べてみて分かるのは、トップの選手でも獲得するのは2億円前後ということだ。プロゴルフも競輪・競艇の選手も競馬の騎手も大体、この辺で収まる。年収2億円は庶民から見れば夢のような話ではあるが、プロ野球の契約更改時の年俸を聞いていると、そんなものかと感じてしまう。

 海外で活躍しているプロアスリートになると、当然その額は上がる。たとえばプロテニスの錦織圭。今年の試合での獲得賞金だけで約5億2000万円になる。前述したようにPGAツアーに参戦している松山英樹もランク9位ながら賞金だけで約4億6000万円を稼いだ。

 さらにその上をいくのがMLBで活躍する日本選手だ。田中将大(ヤンキース)の今季の年俸は約24億円、岩隈久志(マリナーズ)は約18億円、ダルビッシュ有(レンジャーズ)は約11億円とひと桁違う額を稼いでいる。

 結局話は大谷に戻ってしまうが、日本では秩序に従って2億7000万で納得せざるを得ない。だが、順調にいけば再来年にはMLBでプレーすることになる。新たに日本選手に適用されることになった「25歳ルール」によって、初年度の年俸は上限500万ドル(約5億5000万円)に抑えられることになったが、期待通りの活躍を見せれば2年目以降は米メディアが報道するように30億円を超える年俸を手にする可能性もあるだろう。プロアスリートとしての価値では日本の枠に収まりきらないのが大谷なのだ。