ラブラブだった妹夫婦の危機
相談に乗るうちに巻き込まれ……

 最後は、不倫された側の家族のパターン。30代のCさんは、妹の夫が不倫。結婚10年目で発覚したとき、その関係は少なくとも3年は続いていたようだという。

「もともと義弟は妹にぞっこんで、家族から見てもラブラブでした。子どもがいないこともあってよく2人で旅行や趣味の山登りに出かけていたので、まさかあの義弟が不倫なんて……と」

 Cさんの場合、心配をかけたくないという理由で、高齢の両親には打ち明けていない。必然的に、CさんとCさんの夫が妹の話を全て聞く状況になっているそうだ。

「以前は妹夫婦がよくうちへ遊びに来ていたのですが、最近は全くありません。正直、ギクシャクした2人をうちの子どもたちに見せたくないという気持ちがあります。夫婦2人のことなので干渉し過ぎるのもよくないと思うけれど、落ち込んでいる妹を放っておくわけにもいかないし、難しいところです……」

 また、Cさんが妹の、Cさんの夫が義弟の話を別々に聞くうち、CさんとCさんの夫の中にも亀裂が入りかけたという。

「夫が義弟の話を聞くうちに、『男には男にしかわからない事情もある』『○○ちゃん(Cさんの妹)も、もうちょっと××君(義弟)の気持ちに気づいてあげればなあ』など、義弟の肩を持つように。男女の話は、とかく両者の言い分が食い違いがちですが、義弟の言い分を聞くだけならまだしも、夫から妹の責任を問う発言が出ると私も平静ではいられず……。『もしかしてあなたも不倫してるんじゃないの?』という、犬も食わない大げんかになりました」

 ひと悶着あったものの、結果的に妹夫婦が離婚する予定はないという。

「もともと義弟が妹のわがままを何でも聞くような夫婦だったのですが、今回のことが発覚後、義弟は妹に数十万円の指輪を贈ったそうです。当分の間は頭が上がらないでしょうし、そこまでして別れたくないのにどうして不倫するのかなと。せめて絶対に気づかれない方法でやってほしいし、今後はうちの家族を巻き込まないでくれ……と思いますね」

 3つの家族のエピソードを紹介したが、共通したのは「まさかうちでこんなことが起こるとは思わなかった」という言葉だった。

「今年の初詣では『家族が平和でありますように』と祈りました。タレントさんの不倫報道を笑ってる人も多いと思いますが、他人事じゃないかもしれない。あなたのうちでもあるかもよ……って言いたいですね」(Bさん)

 意外と近くにある不倫問題。自分の家族だけは大丈夫と言い切れる人は少数派かもしれない。