ここで皆さんにしっかり理解しておいていただきたいことは、すべての取引を現金の動きという1つの観点で帳簿に記帳する(単式簿記)と収支計算書になり、すべての取引を2つの観点で帳簿に記帳する(複式簿記)と試算表になり、その試算表が最終的にPLとBSになるということです。
ということは、現金の動きを伴う取引だけについていえば、収支計算書とPL・BSは同じことを違った形で表現しているということになります。そうであれば、収支計算書を使ってPLとBSを理解すれば会計の仕組みがより簡単に理解できるというわけです。
***********************************
『ストーリーでわかる財務3表超入門』 好評発売中!
はじめて会計を学ぶ人、
会計がわからなかった人のための画期的な勉強法
会計の勉強は難しいと思われがちですが、お金の出入りを表すお小遣い帳や家計簿が理解できる人なら誰 でも理解できます。この本では、会計の知識ゼロの主人公あかねが、アクセサリー販売の会社をつくり、仕事の現場でさまざまな経験をしながら、会計の本質と 全体像を学んでいきます。そこには、お金の流れから会計の仕組みをつかむ、そして、PL(損益計算書)・BS(貸借対照表)・CS(キャッシュフロー計算 書)のつながりで会計を理解する、画期的な勉強法があったのです。
ご購入はこちら!⇒ [Amazon.co.jp] [紀伊國屋書店BookWeb] [楽天ブックス]