ヤケ酒やヤケ食いはNG、“出す”ことを心がけて
自分の心を解放するには、怒り・苦しみ・哀しみを“出す”ことを心がけてください。
ヤケ酒やヤケ食いなどは“ためこむ”ことになるので、一時的な気晴らしにはなっても、ストレス解消にはなりません。
カラオケに行って歌う、スポーツをして汗をかくなど、身体を動かすのは“出す”ことにつながるので気分転換になります。
時間のないときは散歩、あるいは外に出て自宅のまわりをグルッと一周するだけでもいいのです。
考え込むのはやめて、外気に触れて歩きましょう。
身体を動かすほうが心のリセットには効果的です。
●ポイント
介護うつを防ぐために、日頃からストレスを発散するように心がけてください。
自分の弱さや苦しさを認めていくこと。
無理にがんばろうとせず、つらくて当たり前だと客観視すること。
まずは、自分自身を解放してあげましょう。
自分に共感できて初めて、他の人に対する共感が生まれます。
介護する側だけでなく、介護される人のつらさにも気づくので、不平や不満が減っていくはずです。