介護保険で利用できるサービスと種類

介護保険では、全25種類、53のサービスが用意されています。

要介護度によってすべてのサービスが受けられるとは限りませんが、生活援助、福祉用具のレンタル、住宅リフォームまで多彩なサービスが用意されています。


介護保険で利用できるおもなサービス

〈自宅で受けるサービス〉
ホームヘルプサービス(身体介護、生活援助)、訪問入浴、訪問看護、訪問リハビリ、夜間対応型訪問介護、定期巡回・随時対応型訪問介護

〈施設で受けるサービス〉
デイサービス(通所介護)、デイケア(通所リハビリテーション)、ショートステイ(短期入所生活4 4介護・短期入所療養4 4介護)

〈環境を整えるためのサービス〉
福祉用具貸与(車椅子や特殊ベッドなど13品目)、福祉用具販売(購入費用の9割が支給、同一年度で10万円まで)、住宅改修費の支給(限度額あり)


Aさんが希望する「デイサービス」(日中だけ施設で過ごしてもらい、入浴や食事、機能訓練などのサービスを受ける)や、ヘルパーが自宅に来て掃除や洗濯、買い物、調理などをしてくれる「ホームヘルプサービス」も「要支援1」から利用が可能です。

●ポイント
要介護認定さえおりれば、あとはケアマネが介護を受ける人の状態や家族の希望をふまえて、適切なケアプランを提案してくれます。

相談しながら、どういう介護サービスを受けるかを決めるので、どういう支援がほしいか、どんどんリクエストしていきましょう。

ただ、ケアマネは実際の介護業務は行わないので、ご注意ください。