交渉しなければ安くはならない!
「鬼のような指値」5つの応用術

 よい物件が出たときに、大家の先輩と一緒に現場を見に行ったことがあります。

 先輩大家は「もっと安かったら欲しいけどなあ。物件はいいし、リフォームすれば、なんとでもなるね。でも、戸建を買うお金があったら、それを使ってアパートを買うわ」といっていました。

 築19年、JR駅から徒歩圏、売値330万円の戸建物件です。

こんなにキレイな物件がたった240万円で買える

 のちに私が240万円で購入し、所有権移転後すぐに家賃7万円で入居者が決まったほどきれいな物件です。

 このエピソードから「鬼のような指値」の交渉をしない人は、買いたい値段で売っていなければ買付を入れないので、購入する機会が少ないことを学びました。

「鬼のような指値」をコンスタントにやってみると、価格交渉以外の知識も増え、いろいろな経験も加味されて成功率が上がっていきます。

 応用編として「鬼のような指値」の変形型をご紹介します。

・2段構えの「鬼のような指値」
軽い指値をして、却下されてから、再度指値をする。2回目の指値は、最初よりも厳しい指値を入れること。

・1年越しの「鬼のような指値」
1回目に厳しい指値をして玉砕し、1年後、再度同じ指値をすること。

・複数人の「鬼のような指値」
ほかの人が「鬼のような指値」をしたあと、それより安い指値をすること。

・仮想複数人+1年越しの「鬼のような指値」
最初は、元付け不動産業者(売主から売買の依頼を直接受けている業者)以外から鬼の指値を入れ、1年後、今度は元付け不動産業者から指値をすること。

・他物件同時の「鬼のような指値」
複数に指値を入れるが、値引きが許可されたところを購入するという条件で指値をすること。

 どれも実際に「鬼のような指値」が活用できた実績のある手法で、心理的にも有効な方法です。 


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