6月15日(水)
~「もう少し」「もう少し」→厚かましさの自覚~
本日は、東京大学先端科学技術センターで素晴らしい講演を聞き、あまりの面白さにこちらの日記でも紹介させていただいた、プロダクトデザイナーの神原秀夫さんにお会いしてきました。
講演を聞いて数日後に「お話いただいた内容をもう少し詳しく聞かせて欲しい」と長文で暑苦しいメールを送ったところ、わざわざお時間をいただけることに。
研究室にお邪魔してご挨拶をさせていただいたら「ブログ読みましたよ」と想像すらしていなかった展開が。恥ずかしさと驚きのあまり、研究棟に響く大声で笑ってしまいました(笑)。
メーカーから広告代理店、そして東京大学という異色のキャリアをお持ちの神原さんのお話には想像以上の刺激があり、とにかくモノを捉える視点が斬新。貴重な言葉を一言も漏らさないように必死でメモを走らせていました。
自分にしか読めないミミズのような字でメモをとっていたので、神原さんに不思議がられてないかとても心配です。帰社してワードに起こし、ゆっくりと読み返してみても、あらためて考えさせられるメッセージが詰め込まれていました。
実はこの日も「1時間ほどお時間を」というお約束でしたが、1時間ほど経過して「もう少しいいですか?」からはじまり、「もう少し」「もう少し」で結局2時間半もお話しいただいてしまいました。
編集部に異動して発見した新しい自分の性格。私は思っている以上に厚かましみたいです。
こんなことをいまさら言っても、会社の同僚からすれば「あっそう。知っている」という反応しか返ってこないかもしれません。
せっかくなので、厚かましさついでに最後にもうひとつ書いておこうかと。
前回はっきりとアピールしておいた「原宿ロール」。日記が掲載された本日、差し入れてくれた編集部員はひとりもおりませんでした。随時募集中です。
6月16日(木)
~アピール→同窓との飲み~
本日は、3日間のインタビューをもとに、朝から社内で内容を整理する作業を行っていました。
現在、7月発行の新刊の編集に追われている私の上司T田副編集長が「本を読んで人に会う。そのどちらかでも不十分なときは良いアイデアが出てこないんだよね」と教えてくれたことがあります。
どちらもまとまった時間が必要なことでありますが、常に新しい刺激を受けていないと頭が固まってしまうということかな、と意識して行えるようにしたいと思います。
これはもちろん、「喫茶店で本を読んでいても、サボっているわけではありませんよ」アピールではありません。
本日の夜は、期せずして中学校から大学まで同窓となった友人と飲みながら、色々と話を聞いてきました。
編集部に異動してから話をするのは初めてだったため、これまでとは違った視点での会話になりました。本日の飲み会を機に、刺激ある方との新しい出会いがありそうです。
幸いなことに、本日は「気持ち悪い」という批判をされることもなく、穏やかな気持ちで眠りにつくことができそうです。