6月17日(金)
~厚かましく割り込み→“ご講演”~

 本日、出社すると隣の席で『入社1年目の教科書』編集担当のW田副編集長とダイヤモンド社のプリンスI川が面白そうな話をしていたので、厚かましく会話に参加してみることに。

 どうやら、以前から編集者の間で話題になっていたというI川のノートを持ってきてもらったらしく、中をのぞかせてもらうと、そこには新聞広告の切り抜きが。話を聞いてみると、毎朝気になった広告を切り抜いてノートにストックしているそうです。

プリンスの秘蔵ノート

 作業自体は難しいことではありませんが、「良い書籍を作りたい」という想いから毎日同じことを続ける根気は本当にすごいことだなと思いました。

 その根気と熱意を活かす場所として、ブログというのはいかがでしょうか? いえいえ、私のことなど全く気になさらず。いつでもバトンタッチする準備はできております。

 さて、本日はダイヤモンド社書籍編集局による一代イベント、『もしドラ』編集担当K藤あらため、K藤「大先生」による「『もしドラ』のマーケティングとベストセラーのつくりかた」という“ご講演”が実施されました。

 『もしドラ』以外でも『スタバではグランデを買え!』『投資信託にだまされるな!』といったベストセラーを世に送り出しているK藤のノウハウを共有しようと、編集部以外からも総勢約50名の社員が集まりました。

 K藤の話、新人編集者としては本当に勉強になることばかりです。詳細はダイヤモンド社社員の企業秘密ということで。私もK藤のノウハウを良い形で自分にも活かしていきたいと思います。

 講演終了後の質疑応答では、K藤の講演を聞くために取材先のバリからそのままの足で駆けつけた『30分で英語が話せる』編集担当のI沼や、私の上司T田副編集長といった、社内でも「あまりの熱意にちょっと暑苦しい」と評判の同僚から積極的な質問が飛び出しました。

 ダイヤモンド社にはノウハウを持った編集者がたくさんおり、今後もこのような勉強会は続けていければいいなと思います。

 終了後、「普段以上に緊張した」とK藤は言っておりましたが、その裏には、K藤「大先生」のためにミネラルウォーターとコップまで準備するなど、必要以上の緊張感を演出することに全精力を傾けていたW田副編集長のファインプレーがあったことを忘れてはなりません。

6月18日(土)
~講演会→本棚の組み立て~

 ここからは、いまだ誰ひとり「やめていいよ」と言ってくれない私の休日報告です。

 本日は夕方から『グーグルで必要なことは、みんなソニーが教えてくれた』の著者、辻野晃一郎さんが大学で行っていた講演に参加してきました。

 約1時間の講演ではありましたが、インターネットの発達による社会構造の具体的変化や、震災後における日本企業のあり方など、大変示唆に富んだお話をうかがうことができました。

 いただいたメッセージを、今後の書籍作りにも活かしていければと思います。

 帰宅後は、注文していた本棚の組み立てを実施。22時には終了したかと思いきや、板の向きが反対になっていることに気がついてしまい……機能的には全く問題ないのですが、神経質の私はすべて分解して組み立て直すことに。

 結局24時過ぎに組み立てが完了し、ラーメンを食べに行って一日は終了です。