バイオリズムが持つ
9のリズム
『9code(ナインコード)占い』では、「水の一白(いっぱく)」「大地の二黒(じこく)」「雷の三碧(さんぺき)」など、個人ベースで9タイプがあります。
同じように、『バイオリズム』にも9のテーマを持ったリズムの「運期」が存在します。
◆【陽年期】 陽1年・陽2年・陽3年・陽4年
◆【合期】 陽5年&陰1年
◆【陰年期】 陰2年・陰3年・陰4年・陰5年
詳しくは、本書で紹介しますが、この『バイオリズム』でわかることは、あなたの勝負の「時」です。
『バイオリズム』は9年で一周します。
結婚のタイミングや独立開業、ベストな転職やマイホームの購入……それぞれ、9年の「時」の中で、その意味合いが違ってくるのです。
さらに細かく言えば、自身の『バイオリズム』を知れば、お金を使うタイミングや行動し始めるべきタイミングなどがわかるので、人生における失敗(ミス)は激減します。
すべてのものは、時間の流れの中で千変万化していき、生まれ育ち、そして成熟期を迎えます。
植物(穀物)をイメージしてみてください。春に種を蒔いたら、水をやって育てていきます。夏にぐんぐんと成長し、秋には果実が実って収穫。そして冬になると、次の年の準備です。
この一連の流れが自然の形態では「春夏秋冬」です。
私たち人間にも、この春夏秋冬のサイクルがあるのです。
人生においての失敗とは、このサイクルを間違えてしまうことです。
真冬に種を蒔いても、その芽は出ずに、成長することはなかなかありません。
実は、時のリズムには縁起の法としての因縁果報(いんねんかほう)という因縁もあり、人生での因果の法則を 中国哲学では遁甲(とんこう)といい、本書では『バイオリズム』と呼んでいます。
よって、『9code』をもとに、自らの『バイオリズム』をきちんと把握すれば、未来に対する計画を立てられ、失敗が激減するわけです。
「時を得る者はさかえ、時を失う者はほろぶ」
これは、古代中国の思想家「列子」の言葉です。
この言葉にあるように、時を得ること、時をコントロールすることが、「運のいい・悪い」という概念を越えて、成功への糧(かて)となるのです。