現代人は離乳後、1日3〜5回も精製炭水化物を摂り、体内でブドウ糖ミニスパイクを起こしています。そのたびに代謝は乱れ、自然治癒力は浪費され、すい臓のβ細胞は疲れていきます。こうしたミニスパイクとインスリン追加分泌の積み重ねが人体をかく乱して、アレルギー性疾患や生活習慣病の根本要因となっています。
このようなことを40〜50年もくり返せば、β細胞は疲れきってインスリンの分泌能力が低下し、糖尿病にもなります。近年のジャンクフードの増加は、こうした状況にさらに拍車をかけています。
精製されていない玄米などなら、1人前食べても正常人だと40くらいまでしか血糖値を上げず、ミニスパイクが生じないので代謝が安定します。しかし、残念ながら糖尿病になってしまったら、玄米でも150以上のスパイクを起こしてしまうので、糖質制限食が必要となるのです。糖質制限食なら、血糖値の上下動は正常人ではほとんどなくなり、糖尿人でも大幅に少なくなります。
(第2回は11月17日公開予定です)
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