【私が踏んでしまった地雷フレーズ】
●You are so bossy!
(あんたはなんて横柄なんだ!)
「bossy」には、「親分肌」という意味合いが含まれていますから、私はてっきり「ほめ言葉」だと思っていました。
私はボスのレイモンドに、「あなたはとてもいい上司です」と伝えたかったのに、誤ってこの表現を使ってしまい、苦笑いされた経験があります(笑)。ちなみに「あなたはいい上司だ」は、
「You are such a great boss.」
と表現します。
●Keep on going straight.
(ホモになるなよ)
「Keep on going」は、「それでいい、そのまま行け」という意味。
同僚のビルとお客様を訪れる際、私が地図を見ながら「ビル、そのまままっすぐ進んでいけばいいね」という意味で
「OK, Bill, keep on going straight.」
と言うと、ビルはちょっとニヤッとして、
「Taka, I am straight.(タカ、ぼくはそっちの趣味はないぞ)」
ちなみに、「まっすぐに進む」は、「keep going straight」です。
●Enough is enough.
(もう十分だよ)
ボスのマスティに呼ばれ、業務上の注意を受けたとき、私は「はい、十分すぎるほどに理解しました」と言うつもりで、
「Yes, sir. Enough is enough.」
その瞬間、彼の表情が変わったのです。
「Enough is enough.」には、「もういい、わかった、うるさいな」という否定的なニュアンスが含まれていたのです!
●I used to live in mansion in Japan.
(私は、日本で大邸宅に住んでいました)
日本でいう「マンション」は、アメリカでは「apartment」、または「co-op」と言います。西洋で「mansion」と言えば「大邸宅」のこと。通常は大きな正門があり、呼び鈴を鳴らすと執事が出てきます。専属の料理人もいます。