千葉・柏の葉にある「VIVISTOP(ヴィヴィストップ)」では日々、小学生を中心とした多くの子どもたちが創作活動に励んでいます。
その中に、ストップモーション・アニメーションを制作している姉妹がいます。人形や家の模型を作って、その動作を1こまごとにスマートフォンで撮影し、あたかも動いているように見せる作品です。これが、例えば人形がピザをこねる手の動きの滑らかさなんて、プロ顔負けの出来なのです。
さらに、その子たちに刺激を受けた子がプラレールを使って、撮影カメラ用の滑車を作ると言い出しました。同じ場所にいるからこそ互いに刺激し合って、新しいアイデアが生まれたのです。
今、YouTubeに子どもの動画投稿が増えています。彼女たちの作品を投稿すれば、きっと多くの人を驚かすことができるでしょう。今後、子どもの特撮作品はもっと増えるでしょうし、YouTuberとして広告収入を得ることだって夢ではありません。
別の子どもは、僕に「人のためになるようなものを商品化したい。だから、会社をつくりたい」と提案してきました。「どうですか、社長?」と言うので、僕も「やりましょう!」と応え、実際に商品化に向けて動いています。
活動はものづくりにとどまりません。施設の近くにある池の浄化をしたいと研究を始めた子もいます。正直、ここまで創造的な活動が行われるとは思ってもみませんでした。想定外です。