福岡さん、「情熱大陸」のコピーを考えてみました。
佐々木 福岡さん、「情熱大陸」のコピー考えてみたのですが、お見せしていいですか。
福岡 ほんとですか。お願いします。
佐々木 複数案あるんですが、一枚目はこちらです。
福岡 おお。いいですね~。
佐々木 「やる気、つぎの一週ぶん。情熱大陸」
情熱大陸のコンセプトをホームページで読ませていただいて、考えてみました。
1週間に1回、「情熱大陸」を観ることによって、次の1週間頑張ろうという気持ちを持ってほしいというのが、もともとのコンセプトということなので、
つくらせていただきました。
そして…日曜日の夜って、また明日から仕事か~っておもうはずなんですよね。
そこでこちらが2枚目です。
「明日への、情熱。情熱大陸」
明日への、情熱を伝えている番組じゃないかと思うんですよね。
3枚目ですが、「情熱大陸」って、いつかは出られたらいいなって思っている人、多いんじゃないかと思うんです。
そこで考えてみました。
一同 おお~っ。
佐々木 「いつかは、上陸。情熱大陸」
こういう気持ちで観ている方は多いんじゃないかなと思いました。
そして、情熱大陸を観ているとき、ぼくが感じている感覚なのですが…自分自身、火照る感じがあるかなと思っていて。
こう書きました。
「この世の、体温を上げよう。情熱大陸」
実際、観ている人の体温ってあがると思うんですよね。
そして。考え方は同じなのですが。
福岡 ハハハ
佐々木 「熱いのに、鳥肌。情熱大陸」
これは、『伝え方が9割』の「ギャップ法」で書いています。観ていて熱い気持ちになるのに、鳥肌がたつような、ほかにない番組ではないかと思い、書いてみました。
後は、今日の福岡さんの話を伺ってあらためて思ったのですが、これは番組ではなくて、生き方なんじゃないかと。生き方を描いているし、観ている人の生き方に影響を与えているんじゃないかと。
それがこちらです。
「番組ではない。生き方だ。情熱大陸」
福岡 お~。
佐々木 残り2枚です。
福岡 テレビで観たプレゼン、そのままですね。
一同 (笑)
佐々木 次は、作っている人の気持ちであったり、観ている人の気持ちを描きたいなと思って書いてみました。
こちらです。
「ふるえながら、情熱を抱きしめて。情熱大陸」
後は…僕の回でも弱い部分を描いていただきましたが、登場している人たちはみんな不安な部分を持ちながら、情熱を持っている人たちである、と考えて書きました。
最後のコピーです。
「不安も情熱も、だきしめて生きる。情熱大陸」
弱い気持ちを持ちながら、情熱をもって生きている様を書いてみました。
福岡 これは、番組の時みたいに、事務所の床にコピーを並べながら考えられたんですか?
佐々木 そうですね。今日の朝まで考えてました。
一同 (笑)
福岡 凄い。ありがとうございます。
流石にプロだなと感じるのが、最初に見せていただいたのが、なんとなく今まで「情熱大陸」として言われている空気感なんですね。
6枚目あたりは、びしっとはまるものですよという提案。
そして最後の2枚は、その辺から飛び出して、こういうものもありますよ福岡さん!という挑戦状ですね。
佐々木 (笑)
福岡 僕が選ぶとしたら、これかな~。
「番組ではない。生き方だ。情熱大陸」
7枚目、8枚目も好きなんですが、6枚目の短いコピーに全部が入っている気がします。
佐々木 ありがとうございます。
福岡 今後、良い使い方を考えさせていただきますね。今日は、ありがとうございました。