「玉ねぎは野菜の中でも一番うまみ、甘みが出るので、しっかり炒めてうまみを引き出すのがポイントです。本書では茶色くなるまで炒める『あめ色玉ねぎの作り方』を紹介しましたが、毎回飴色になるまで炒める必要はありません。ゆっくり透明になるまで炒めるだけでもいいのです」
では、4レシピのポイントとは?
●1.「オニオンスープ」(本書p94)は、あめ色玉ねぎのとろけるうまみで、心まで温まるスープ。本書に掲載した『あめ色玉ねぎの作り方』がポイントになる
●2.「ピサラディエール」(本書p95)は、前菜にもなる大人のピザ。ピザソースのあめ色玉ねぎが、アンチョビの塩気と相性ぴったり。パーティに出すなら、食パンの耳を切るとエレガントになる
●3.「ケークサレ」(本書p96)は、冷蔵庫にあるものだけで作れる、塩味のおかずケーキ。今日のレシピは玉ねぎたっぷり。ホットケーキミックスで手軽にできる
●4.「玉ねぎ丸ごとスープ」(本書p97)は、玉ねぎの滋味がスープにしみ込んで、スプーンですくえるくらいやわらかい。スープで煮る前に電子レンジで時間短縮するのがポイント
彩りあざやかで、冷蔵庫の少ない食材でできる志麻さん「プレミアムレシピ」の数々は、連載第1回 を、ぜひご覧いただければと思います。